おっこの木主屋とは

おっこの木主屋は、新潟県小千谷市真人町の山あいの若栃集落にある江戸時代末期、慶応3年(1867年)の茅葺の農家で、平成28年(2016年)8月1日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「おっこのきしゅおく」。

文化庁の記録では、木造2階建、茅葺(鉄板仮葺)、建築面積182平方メートルで、平成22年(2010年)に改修されている。登録番号は15-0442である。

震災を越えて残った古民家

新潟県のふるさと納税の案内によれば、若栃集落は平成16年(2004年)の中越大震災で震度6強の揺れに襲われ、大きな被害を受けた。住民が集まった「わかとち未来会議」の取り組みの一つとして、2度の地震で解体されることになっていた古民家を買い取り、平成22年(2010年)6月に古民家民宿「おっこの木」として営業を始めた。

同じ案内は、おっこの木を若栃の歴史と営みを象徴する建物とし、首都圏の中学生の教育体験旅行や地元の小学生の学習の場としても使われていると紹介している。

登録有形文化財としての価値

おっこの木主屋は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、この地方の中門造の農家の特徴をよく示す建物としている。

見どころ

建ちの高い寄棟造茅葺の本屋の正面に、切妻造・妻入の前中門が付く典型的な中門造の農家で、背面にも切妻造の後中門が付く(文化庁)。

1階の西寄りと中門の2階に座敷があり、床や付書院などに優れた造形が見られる(文化庁)。

利用について

おっこの木は古民家民宿として営業しており、新潟県のグリーン・ツーリズムの案内によれば、和室4室で定員15名、定休日は不定休で、宿泊は予約時に確認が必要。田植えや稲刈り、わら細工などの体験も予約制で受け付けている。

所在地は小千谷市真人町戊2518。最寄りはJR上越線の小千谷駅、関越自動車道の小千谷インターチェンジで、駐車場は4台。問い合わせ先は古民家民宿「おっこの木」(電話0258-86-7998)。

Q&A

Qおっこの木主屋はいつ建てられましたか?
A慶応3年(1867年)で、平成22年(2010年)に改修されています(文化庁)。
Qおっこの木主屋はどんな建物ですか?
A寄棟造茅葺の本屋の正面に切妻造妻入の前中門が付く、典型的な中門造の農家です(文化庁)。
Qなぜ民宿になったのですか?
A中越大震災のあと、解体されることになっていた古民家を集落が買い取り、平成22年(2010年)に民宿として開きました(新潟県)。
Qおっこの木主屋に泊まれますか?
A古民家民宿として営業しています。定休日は不定休なので予約時に確認してください(新潟県)。
Qおっこの木主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成28年(2016年)8月1日です。

基本情報

名称おっこの木主屋(おっこのきしゅおく)
所在地新潟県小千谷市真人町十二所戊2518
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成28年(2016年)8月1日登録
員数1棟
寸法木造2階建、茅葺(鉄板仮葺)、建築面積182平方メートル
所有者記載なし
公開状況古民家民宿として営業(要予約、不定休)

参考文献

おっこの木主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011100
古民家民宿「おっこの木」(にいがたグリーンツーリズム、新潟県)
https://www.pref.niigata.lg.jp/green2rhythm/370336.html
若栃集落の古民家民宿「おっこの木」(ふるさとチョイス、新潟県)
https://www.furusato-tax.jp/gcf/742

最終更新日: 2026.10.14