岡山県の登録有形文化財
岡山県 · 登録有形文化財
城東むかし町屋(旧梶村家住宅)洋館・裏座敷は、岡山県津山市の梶村家に残る大正時代の一棟。ドイツ壁と上げ下げ窓を持つ洋風部分が、畳敷の裏座敷と連続して建つ。建築面積85平方メートル、1997年の登録である。
岡山県倉敷市真備町服部の商家の屋敷に開く明治中期の門。間口1.9メートル、切妻造本瓦葺で、本柱の前後に控柱を立て腕木で軒桁を支える。腰の外側を海鼠壁とし、令和7年に登録有形文化財となった。敷地は非公開。
岡山県倉敷市真備町服部にある明治中期の商家の主屋。木造2階建、入母屋造本瓦葺で、正面中央に式台を構える。六間取の平面と床脇の琵琶台、四季の欄間彫刻が評価され、令和7年に登録有形文化財となった。個人所有で内部は非公開。
岡山県倉敷市真備町服部の商家の屋敷に建つ明治中期の土蔵。土蔵造2階建、切妻造桟瓦葺で、一階南に床構えを備えた座敷を持つ。建ちの低い外観が敷地北東の景観を構成し、令和7年に登録有形文化財となった。内部は非公開。
岡山県倉敷市真備町服部の商家の屋敷に建つ茶室。明治中期の建物を大正後期に改装したもので、縁を付した七畳広間に丸窓と三角棚、皮付マツの床柱の袋床を備える。令和7年に登録有形文化財となった。内部は非公開。
岡山県倉敷市真備町服部の商家の屋敷にある門と塀。中門は間口1.3メートルの腕木門で切妻造本瓦葺、塀は総延長8.5メートル。敷地の西側を画し庭園への動線を演出する点が評価され、令和7年に登録有形文化財となった。
岡山県倉敷市真備町服部の商家の屋敷に建つ昭和前期の茶室。建築面積22平方メートルの茅葺小間で、西側の廊下を塀の外へ張り出す。一畳台目二畳中板の間取りが評価され、令和7年に登録有形文化財となった。内部は非公開。
岡山県倉敷市真備町服部の商家の屋敷に建つ明治中期の土蔵。土蔵造2階建で北蔵に接続し、西面の腰を海鼠壁、他の三面を竪板張とする。重厚な外観が屋敷の景観を構成し、令和7年に登録有形文化財となった。内部は非公開。
善覚稲荷神社拝殿は岡山県真庭市木山の木山神社の拝殿の右方に並ぶ大正8年(1919年)の拝殿で、登録有形文化財。江川三郎八の設計で昭和37年(1962年)に移築した。妻入の入母屋造で、トラスの架構や格天井、洋風の意匠の基礎石を見せる。
仙田家住宅主屋は倉敷市藤戸町天城に建つ江戸末期の商家で、平成30年(2018年)に登録有形文化財に登録。一階を開口部、二階を漆喰塗とする正面と海鼠壁が残り、現在は診療所として使われ外観のみ見学できる。
総社市まちかど郷土館(旧総社警察署)は岡山県総社市総社の総社宮の参道の角に建つ明治43年(1910年)の木造2階建の警察署で、登録有形文化財。東南の隅に八角形状の塔を配し、下見板張に柱形や襷形を現す。郷土館として無料で公開されている。
田中酒造場仕込蔵は美作市古町の旧因幡街道大原宿にある大正期の酒造蔵。木造2階建、桁行21.1メートル。2階床は北半分のみで、2階北端に麹室、1階南端に槽場を置き、麹づくりから搾りまでの酒造りの工程が一棟の中に並ぶ。
田中酒造場主屋は美作市古町の旧因幡街道大原宿に建つ明治18年頃の酒造家の主屋。木造2階建、土間にミセを置き三列九室の座敷と式台玄関を備える。2階の白い漆喰壁と下部の海鼠壁が、宿場町の街道の景観をつくっている。
田中酒造場貯蔵蔵は美作市古町の旧因幡街道大原宿にある明治18年の酒造蔵。木造平屋の切妻造で、仕込蔵と壁を接して建ち、西面に釜場などを張り出す。床は叩きで天井が高く、建築面積は5棟で最大の269平方メートル。
田中酒造場本蔵は美作市古町の旧因幡街道大原宿にある明治18年頃の土蔵造2階建。敷地南端の中央に建ち、酒造の作業場の南を区切る。2階は漆喰塗で下部に海鼠壁、1階は板張か土壁とし、南北の両面に庇を設けて内外に顔を向ける。
田中酒造場店蔵は美作市古町の旧因幡街道大原宿に建つ大正期の土蔵造2階建。主屋の北隣に街道へ向けて建ち、軒まで漆喰で塗り込めた壁の腰と2階下部に海鼠壁を張り、四隅だけを上部まで立ち上げて輪郭を際立たせる。
知新館表門は昭和12年(1937年)建築の木造の腕木門で、高さ2.8メートル、幅3.8メートル。道路より一段低く据え、正面に石橋風の構えをつくる。登録有形文化財で、外観は道路からいつでも自由に見られる。
知新館主屋は昭和12年(1937年)建築の木造平屋建ての住宅。平沼騏一郎の生家の間取りを取り入れ、式台のある玄関、段違いの棟、南の庭に面した広縁を備える。登録有形文化財で、内部は平日の予約見学で入れる。
知新館土蔵は土蔵造2階建て、建築面積45平方メートルの蔵。腰から下の外壁を主屋や塀と揃える。建築年は文化庁の記録で1937年だが、1951年とする資料もある。令和4年(2022年)に曳家で基礎を修理した。
知新館塀は昭和12年(1937年)築の瓦葺の土塀で、延長26.3メートル。板張りの腰と漆喰の上壁が2段の帯をつくり、切石の基礎に立つ。南新座に武家屋敷の構えを残す登録有形文化財で、外観は常時見学できる。