岡山県の登録有形文化財
岡山県 · 登録有形文化財
岡山県岡山市にある建部駅は、1900年(明治33年)に建設された木造駅舎が現存する貴重な登録有形文化財です。映画「カンゾー先生」のロケ地としても知られ、明治期の鉄道遺産を今に伝える岡山の隠れた名所をご紹介します。
岡山県真庭市の木山神社境内に鎮座する善覚稲荷神社本殿は、明治・大正期の名建築家・江川三郎八が設計した登録有形文化財です。吹寄垂木や二重壁など「江川式建築」の特徴が凝縮された貴重な社殿建築をご紹介します。
岡山県津山市の旧城下町にたたずむあけぼの旅館は、市内最古の旅館建築として平成12年に国の登録有形文化財となりました。明治初期に建てられた木造2階建の奥座敷には、数寄屋風書院造の床飾り・欄間・天井意匠が残り、宿帳には乃木希典夫妻ら明治以降の著名人の名が並びます。鴨鍋やきじ鍋など四季の名物料理も評判で、津山城跡(鶴山公園)や城東町並み保存地区へも徒歩圏内。文化財に「泊まる」体験ができる稀有な宿です。
岡山県井原市の中心部に建つ井原市民会館別館は、1971年(昭和46年)に本館とともに完成した鉄筋コンクリート造2階建ての付属建物で、2023年に国の登録有形文化財として登録されました。打放しコンクリートの表情豊かな外観と南側の換気塔が、戦後モダニズム建築の系譜を今に伝えています。
1971年(昭和46年)竣工の鉄筋コンクリート造の市民会館。屹立する時計塔と多彩な打放しコンクリート仕上が特徴で、関西建築事務所の村山衛弘氏が設計を手がけました。2023年に国の登録有形文化財に登録された、岡山県西部の戦後モダニズム建築の代表作です。
岡山県総社市見延に佇む井風呂谷川砂防三号堰堤は、明治33年(1900年)ごろに築造された大規模な石造の砂防堰堤です。総高約12メートル、堤長73メートルにおよぶ巨石空積の堤体は、明治期の砂防遺構として全国的にも稀有な存在で、2002年に国の登録有形文化財に登録されました。岡山県の治山治水事業の出発点を象徴するこの堰堤は、井風呂谷川砂防公園の中心施設として、現在も静かに歴史を語り続けています。
岡山県鏡野町にある入発電所水槽は、大正9年(1920年)に築かれた鉄筋コンクリート造の水力発電施設です。吉井川水系で現存最古の発電所施設として国の登録有形文化財に登録されています。
岡山県鏡野町にある登録有形文化財「入発電所鉄管路擁壁及び本館擁壁」をご紹介。大正9年(1920年)に建設された玉石練積の擁壁は、岡山県内に現存する最古の水力発電所・入発電所を支える貴重な産業遺産です。
岡山県鏡野町の山間部に佇む入発電所本館は、大正9年(1920年)に建てられた木造の水力発電所建屋です。吉井川水系で現存する最古の発電所として100年以上稼働を続け、2006年に国の登録有形文化財に登録されました。キングポストトラスの小屋組や銅板葺の切妻屋根など、大正期の産業建築の特徴を今に伝える貴重な近代化遺産です。
岡山県津山市にある江見写真館は、2000年に登録有形文化財に指定された昭和初期の写真館建築です。半円形の応接室や2連アーチ窓など独特の意匠を残し、約10,000点の歴史的写真を所蔵する現役の写真館の魅力をご紹介します。
岡山県浅口市寄島町に建つ大浦神社鳥居は、北木島産花崗岩で造られた登録有形文化財の明神鳥居です。犬養毅元首相揮毫の扁額や、460年以上続く国内唯一の競馬神事など、見どころをご紹介します。
岡山県浅口市寄島町に鎮座する大浦神社本殿は、入母屋造銅板葺の屋根に千鳥破風と唐破風を組み合わせた、昭和2年(1927年)再建の壮麗な社殿。陰陽師・安倍晴明ゆかりの古社で、令和元年に国の登録有形文化財に登録された名建築であり、四百六十年以上続く特殊神事「競馬神事」でも知られる、瀬戸内の信仰の中心地です。
岡山市北区今保に佇む大賀家住宅二階座敷は、江戸後期から明治にかけて栄えた豪商の屋敷群を構成する国登録有形文化財です。土蔵造の堅牢な構造と格式ある座敷空間を兼ね備えた建築で、主屋や離座敷、蔵など計7棟の文化財が一体として残る貴重な商家遺産をご紹介します。
元禄11年(1698年)、岡山藩主池田綱政の命により名匠・津田永忠が築造した石積みの防波堤。瀬戸内海の大多府島に残る日本有数の江戸期港湾遺構で、1998年に防波堤として全国初の国登録有形文化財に登録。北前船や参勤交代の御座船が寄港した歴史ある港の姿を今に伝えます。
岡山市の岡山朝日高校の校地に残る大正八年築の木造柔道場。床組にバネを装置して弾力をもたせた珍しい造りで、全国大会を八連覇した旧制六高の柔道部を支えた。空襲を免れ創立期の姿を今にとどめる登録有形文化財である。
岡山朝日高校の西辺に立つ石造正門と、校地を囲う総延長一〇三二メートルの石積。明治三十三年の旧制六高創立の年に築かれ、登録四件で最も古い。割石の谷積と布積を併用し、公道から眺められる登録有形文化財である。
岡山朝日高校の北辺に東書庫と並び立つ、昭和五年築の鉄筋コンクリート造書庫。コーニスや連続窓を年長の煉瓦造書庫にそろえ、二棟が一続きに見えるよう設計された。空襲を免れ旧制六高の記憶を今に残す登録有形文化財である。
岡山朝日高校の北辺に残る明治三十五年築の煉瓦造書庫。正門に次ぐ古さで、各階に三筋のコーニスをめぐらせ、窓に鉄格子をはめた堅牢な防火書庫である。空襲を免れ旧制六高の創立期を今にとどめる登録有形文化財である。
岡山県津山市の城西地区に佇む翁橋は、大正15年(1926年)築の鉄筋コンクリート橋。アールデコ様式の親柱と、橋面全体に残る大正時代の煉瓦舗装が評価され、国登録有形文化財および土木学会選奨土木遺産に選定されています。
岡山県瀬戸内市の長島にあるハンセン病療養所、邑久光明園の中央に建つ恩賜会館。昭和十六年の木造建築で、中央車寄せの上部に三連アーチ窓を掲げ、妻を二重に見せる特徴的な意匠が評価され登録有形文化財となった。