嬉野市塩田津とは:有明海の干満を利用した川港の町並み
嬉野市塩田津(うれしのししおたつ)は、佐賀県嬉野市塩田町にある、有明海の干満の差を利用した川港として栄えた町並みで、平成17年(2005年)12月27日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
文化庁の記録では、保存地区の面積は12.8ヘクタールである。
文化庁によると、塩田津は米や陶磁器、その原料である天草陶石などの積み下ろしを行い、経済の中心地として栄えた。
嬉野市塩田津の町並み
文化庁の解説によると、寛政元年(1789年)の大火の後に普及した「居蔵家」と呼ばれる形式の町家が、表通りを中心に残る。
川側に高く築いた石垣には、川に降りる石段や洗い場が設けられ、川港である塩田津に特有の景観をつくっている。
嬉野市塩田津の見どころ
日本遺産ポータル(長崎市)によると、塩田津は長崎街道の宿場町でもあり、江戸時代には蓮池藩の西目の中心だった。江戸時代後期から、火災や風水害に強い漆喰造りの大型の居蔵家が建てられて重厚な町並みがつくられ、塩田石の仁王像や恵比寿像などの石造物も町の各所に見られる。
宝暦から明和(1751年から1772年)ごろには砂糖座などが並び、菓子屋として営業した西家が伝統的建造物として残る。
嬉野市塩田津の見学方法
保存地区の通りは自由に歩いて見学できる。住宅には人が暮らしているため、見学の際は住民の生活に配慮したい。
嬉野市によると、町並みについての問い合わせはNPO法人塩田津町並み保存会(0954-66-3550)へ。
Q&A
- 嬉野市塩田津はいつ選定されましたか?
- 平成17年(2005年)12月27日に選定されました。
- 塩田津はどのように栄えたのですか?
- 有明海の干満の差を利用した川港として、米や陶磁器、天草陶石などの積み下ろしで栄えました。
- 居蔵家とは何ですか?
- 寛政元年(1789年)の大火の後に普及した、漆喰造りの大型の町家です。
- 塩田津の川沿いの特徴は?
- 高い石垣に、川に降りる石段や洗い場が設けられています。
- 塩田津の保存地区の面積は?
- 12.8ヘクタールです。
基本情報
| 名称 | 嬉野市塩田津(うれしのししおたつ) |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県嬉野市塩田町 |
| 指定区分 | 重要伝統的建造物群保存地区(港町・在郷町) |
| 指定年 | 平成17年(2005年)12月27日選定 |
| 員数 | 文化庁データベースに記載なし |
| 寸法 | 面積12.8ヘクタール |
| 所有者 | 文化庁の記録に記載なし |
| 公開状況 | 通りは自由に散策可 |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「嬉野市塩田津」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/103/00000075
- 文化遺産オンライン「嬉野市塩田津」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/197040
- 文化庁 日本遺産ポータル「嬉野市塩田津」
- https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/culturalproperties/result/5448/
- 嬉野市「塩田町の見どころ」
- https://www.city.ureshino.lg.jp/kanko/map.html
最終更新日: 2026.09.28