勢玉煙突とは

勢玉煙突は、徳島県徳島市福島にある明治35年(1902年)頃の煉瓦造の煙突で、平成11年(1999年)8月23日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「せいぎょくえんとつ」。

文化庁の記録では、煉瓦造で、高さは10メートルである。登録番号は36-0021である。

事務所棟の東北に立つ方形の煙突

勢玉煙突は、勢玉の創業時に建てられた施設の一つで、事務所棟の東北に立つ(文化庁)。断面は円形ではなく方形で、煉瓦を四角い筒に積み上げている。

現在は上部をモルタルで補修している(文化庁)。高さ10メートルは煙突としては低めで、文化庁は勢玉煙突を町の中では目立たない存在としている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は勢玉煙突を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録した。高さで町並みを圧する煙突ではないが、酒造業を営んだ家の象徴となる施設として貴重であると評価している(文化庁)。明治35年(1902年)頃から立ち続け、勢玉の登録4件の中で唯一の煉瓦造である。

見どころ

勢玉煙突では、上部のモルタルで補修した部分と、その下の煉瓦の部分との仕上げの違いに目を向けたい(文化庁)。どの高さで表面が変わるかを見れば、補修の範囲が分かる。

方形の断面は、見る角度によって面の幅が変わって見える。事務所棟や酒蔵の屋根と重ねて眺めると、高さ10メートルの勢玉煙突と建物との釣り合いがつかめる。

見学について

勢玉煙突は事務所棟の東北に立つ。高さが10メートルと低めで、町の中では目立たないとされる(文化庁)。敷地の中に入って見られるかどうか、撮影の可否について、公的な案内は確認できなかった。

営業時間と駐車場は勢玉のページにまとめてある。

Q&A

Q勢玉煙突はどこにありますか?
A徳島県徳島市福島1-4-9の株式会社勢玉の敷地で、事務所棟の東北に立っています(文化庁)。
Q勢玉煙突の高さはどれくらいですか?
A10メートルです(文化庁)。現在は上部をモルタルで補修しています。
Q勢玉煙突はいつ建てられましたか?
A勢玉の創業時に建てられた施設の一つで、文化庁は明治35年(1902年)頃としています。
Q勢玉煙突はどんな形ですか?
A煉瓦造で、断面は方形(四角形)です(文化庁)。
Q勢玉煙突が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成11年(1999年)8月23日です(文化庁)。

基本情報

名称勢玉煙突(せいぎょくえんとつ)
所在地徳島県徳島市福島1-4-9
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成11年(1999年)8月23日登録
員数1基
寸法煉瓦造、高さ10m
所有者株式会社勢玉
公開状況外観のみ(敷地への立ち入りは未確認)

参考文献

勢玉煙突(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001299
勢玉煙突(文化遺産オンライン)
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/192299

最終更新日: 2026.11.08