勢玉酒蔵Aとは

勢玉酒蔵Aは、徳島県徳島市福島にある明治35年(1902年)頃の木造2階建の酒蔵で、平成11年(1999年)8月23日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「せいぎょくしゅぞうえー」。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積は188平方メートル。登録番号は36-0018である。

通りに妻面を向けた大きな土蔵

勢玉酒蔵Aは、東西の両側を道路が通る勢玉の敷地の、東南の隅に建つ(文化庁)。道路に面して妻面、つまり屋根の三角形が見える側を向けた、比較的規模の大きな土蔵で、文化庁は敷地の中でひときわ目立つ木造建築としている。

建築面積188平方メートルは、登録された4件の中でいちばん大きい。北に続く酒蔵Bは、道路側の仕上げを勢玉酒蔵Aと合わせて建てられている(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は勢玉酒蔵Aを「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録した。創業とともに明治35年(1902年)頃に建てられた蔵が、規模を保ったまま道路に妻面を見せ続けており、敷地の建物の中でもひときわ目立つ存在になっている(文化庁)。

見どころ

敷地の東南の角に立ったら、勢玉酒蔵Aの妻面を見上げたい。2階建の土蔵の壁の高さと、瓦屋根がつくる大きな三角形がよく分かる。

道路側の壁の足もとは、板を押縁で押さえた腰板張りで、北隣の酒蔵Bも同じ仕上げをとる(文化庁)。2棟に沿って歩くと、勢玉酒蔵Aと酒蔵Bが意匠をそろえていることが確かめられる。

見学について

勢玉酒蔵Aは勢玉の敷地の東南の隅にあり、外観は道路から見ることができる。徳島市の公式観光サイトは、創業期から残る蔵の内部が売り場や資料館などに改装されたと紹介しているが、勢玉酒蔵Aがそのどれに当たるかは公的な案内で確かめられなかった。

撮影の可否について公的な案内は見当たらない。営業時間と駐車場は勢玉のページにまとめてある。

Q&A

Q勢玉酒蔵Aはどこにありますか?
A徳島県徳島市福島1-4-9、株式会社勢玉の敷地の東南の隅にあります(文化庁)。JR徳島駅から東へ直線でおよそ1.1キロメートルです。
Q勢玉酒蔵Aはいつ建てられましたか?
A文化庁の記録では明治35年(1902年)頃です。徳島市の観光サイトは勢玉の創業を明治27年(1894年)としていますが、文化庁は創業を明治35年としています。
Q勢玉酒蔵Aの見どころは?
A道路に妻面を向けた2階建の大きな土蔵の姿と、押縁で押さえた板張りの腰です(文化庁)。
Q勢玉酒蔵Aの中には入れますか?
A徳島市の観光サイトによれば、創業期の蔵の内部は売り場や資料館などに改装されていますが、勢玉酒蔵Aがどの用途に当たるかは公的な案内で確認できませんでした。
Q勢玉酒蔵Aが登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成11年(1999年)8月23日です(文化庁)。

基本情報

名称勢玉酒蔵A(せいぎょくしゅぞうえー)
所在地徳島県徳島市福島1-4-9
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成11年(1999年)8月23日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積188㎡
所有者株式会社勢玉
公開状況外観は道路から見学可(内部の公開範囲は未確認)

参考文献

勢玉酒蔵A(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001296
勢玉酒蔵A(文化遺産オンライン)
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/177516
株式会社 勢玉酒造(Fun!Fun!とくしま 徳島市公式観光サイト)
https://funfun-tokushima.jp/introduce/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%80%80%E5%8B%A2%E7%8E%89%E9%85%92%E9%80%A0/

最終更新日: 2026.11.08