金剛寺不動堂とは

金剛寺不動堂は、東京都日野市高幡にある康永元年(1342年)の高幡不動尊の不動堂で、昭和21年(1946年)11月29日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「こんごうじふどうどう」。

正面から見た金剛寺不動堂
正面から見た金剛寺不動堂三人日 / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、茅葺形銅板葺で、附として不動明王像光背1面、棟札3枚、勧進状1巻があわせて指定されている。指定番号は01551である。

文化庁の記録にある昭和21年(1946年)の指定日は、旧法による指定の日付である。

山中から麓へ移された堂

金剛寺不動堂は、関東三大不動の一つに挙げられる高幡不動尊、真言宗智山派別格本山の高幡山明王院金剛寺の不動堂である(金剛寺)。文化庁の記録では、桁行五間・梁間五間、入母屋造・茅葺形銅板葺で、一間の向拝を付ける。

金剛寺によれば、平安時代初期に慈覚大師円仁が山中に不動堂を建てたのに始まる。建武2年(1335年)8月4日夜の大風で山中の堂が倒れたため、住僧の儀海上人が康永元年(1342年)に麓に移して建てたのが現在の不動堂である。寺はこれを東京都で最古の文化財建造物と紹介している。

重要文化財としての価値

文化庁の記録に解説文はなく、構造欄と年代が指定の内容を伝える。康永元年(1342年)の不動堂で、不動明王像の光背、棟札3枚、勧進状1巻もあわせて指定されている(文化庁)。

見どころ

五間四方の堂を覆う茅葺形の銅板葺の入母屋屋根と、正面の向拝が見どころである(文化庁)。

見学について

金剛寺が所有する(文化庁)。金剛寺によれば、京王線・多摩都市モノレールの高幡不動駅から歩いて5分である。境内の拝観の時間について、公的な案内は確認できなかった。仁王門と不動堂は金剛寺(高幡不動尊)のページにまとめている。

Q&A

Q金剛寺不動堂はいつ建てられましたか?
A康永元年(1342年)です(文化庁)。
Qなぜ麓に移されたのですか?
A建武2年(1335年)の大風で山中の堂が倒れたためです(金剛寺)。
Q附として指定されているものは?
A不動明王像の光背、棟札3枚、勧進状1巻です(文化庁)。
Q最寄り駅は?
A高幡不動駅で、歩いて5分です(金剛寺)。
Q金剛寺不動堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A昭和21年(1946年)11月29日です(文化庁)。

基本情報

名称金剛寺不動堂(こんごうじふどうどう)
所在地東京都日野市高幡
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和21年(1946年)11月29日指定
員数1棟(附 不動明王像光背1面、棟札3枚、勧進状1巻)
寸法桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、茅葺形銅板葺
所有者金剛寺
公開状況高幡不動駅から徒歩5分(金剛寺)

参考文献

金剛寺不動堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/570
境内のご案内(高幡山明王院金剛寺)
https://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=13
沿革(高幡山明王院金剛寺)
https://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=4681

最終更新日: 2026.10.23