旧日野橋とは
旧日野橋は、鳥取県米子市車尾・吉岡にある昭和4年(1929年)の鋼製のトラス橋で、平成15年(2003年)3月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうひのばし」。
文化庁の記録では、鋼製6連トラス橋で、橋長366メートル、幅員5.8メートル、両岸に親柱が付く。登録番号は31-0056である。
日野川を渡る6連のトラス
旧日野橋は、旧国道9号が日野川を渡る地点に架かる曲弦式の6連ワーレントラス橋である(文化庁)。コンクリート造の橋脚に、スパン60メートルの垂直材付きのトラスを載せ、橋の両端には花崗岩の切石積みの親柱を計4基置く。
鳥取県によれば、この地には明治21年(1888年)に木橋が架けられたが、腐朽が進み、大正15年(1926年)の県議会で改築費が議決された。昭和2年(1927年)6月に着工し、昭和4年(1929年)5月19日に竣工式が行われた。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、各主構の端に半円アーチをくり抜いた曲線形の橋門構を特徴とするトラス橋として、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。
見どころ
各トラスの端に半円アーチをくり抜いた橋門構と、花崗岩の親柱が見どころである(文化庁)。
見学について
鳥取県によれば、平成12年(2000年)の鳥取県西部地震で被災して通行禁止となり、平成15年度から3か年の改修工事の後、歩行者と自転車が通れるようになった。米子市の検討委員会資料によれば、自動車は通れず、市は日野橋の今後の在り方を検討している。
Q&A
- 旧日野橋はいつ架けられましたか?
- 昭和4年(1929年)で、5月19日に竣工式が行われました(鳥取県)。
- 旧日野橋の長さは?
- 橋長366メートル、幅員5.8メートルです(文化庁)。
- 旧日野橋は渡れますか?
- 歩行者と自転車は渡れます。自動車は通れません(鳥取県、米子市)。
- 旧日野橋の見どころは?
- 半円アーチをくり抜いた曲線形の橋門構と花崗岩の親柱です(文化庁)。
- 旧日野橋が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成15年(2003年)3月18日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 旧日野橋(きゅうひのばし) |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県米子市車尾・吉岡 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成15年(2003年)3月18日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 鋼製6連トラス橋、橋長366m、幅員5.8m、両岸親柱付 |
| 所有者 | 米子市 |
| 公開状況 | 歩行者・自転車は通行可(自動車は不可) |
参考文献
- 旧日野橋(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00003298
- K-3 日野橋(鳥取県)
- https://www.pref.tottori.lg.jp/263967.htm
- 第2回 日野橋の在り方検討委員会 資料(米子市)
- https://www.city.yonago.lg.jp/secure/54492/siryou02.pdf
最終更新日: 2026.10.16