岩田家住宅主屋とは

岩田家住宅主屋は、鳥取県鳥取市立川町にある江戸時代末期(1830〜1868年)の大型の町家で、平成26年(2014年)4月25日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「いわたけじゅうたくしゅおく」。

文化庁の記録では、木造平屋一部2階建、瓦葺で、建築面積182平方メートル。明治中期(1883〜1897年)に改修を受けている。登録番号は31-0184である。

通りに西面する間口8間の町家

岩田家住宅主屋は、鳥取城下の南寄りで通りに西面して建つ、間口8間の町家である(文化庁)。正面には奥行1間半の深い下屋を張り出し、その正面に出格子を立て、上部の壁に虫籠窓をあける。大屋根の棟には越屋根を載せる。

内部は、通りから見て左手を土間とし、上手に広めの部屋を2列に並べる(文化庁)。土間に沿って奥へ部屋が続く町家の基本の形を、大きな規模で備えた建物である。

屋敷の奥には、明治33年(1900年)の茶室が主屋の南東隅に接して建ち、さらにその東に離れが続く(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、赤色の瓦と奥行の深い下屋にこの地方の特色を示す大型の町家と評価し、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録した。江戸時代末期の町家が、明治中期の改修を経て城下町の通りに残っている点にも意味がある。

見どころ

見るべきは通りに面した正面である。深い下屋の前に立つ出格子、その上の虫籠窓、棟の越屋根が縦に重なり、赤色の瓦がそれをまとめる(文化庁)。

下屋の奥行1間半は、鳥取の町家の特色として文化庁が挙げている点で、正面に立つと軒の深さが分かる。

見学について

岩田家住宅主屋の内部公開について、公的な案内は確認できなかった。主屋は通りに面して建つので、正面の出格子や虫籠窓、越屋根は敷地に入らずに外から眺めることになる。

Q&A

Q岩田家住宅主屋はいつ建てられましたか?
A江戸時代末期(1830〜1868年)で、明治中期(1883〜1897年)に改修を受けています(文化庁)。
Q岩田家住宅主屋はどこにありますか?
A鳥取県鳥取市立川町1-94、鳥取城下の南寄りにあり、通りに西面しています(文化庁)。
Q岩田家住宅主屋の見どころは?
A深い下屋の前の出格子、虫籠窓、棟の越屋根、赤色の瓦です(文化庁)。
Q岩田家住宅主屋は見学できますか?
A内部公開の公的な案内は確認できませんでした。通りに面した正面は外から見ることになります。
Q岩田家住宅主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成26年(2014年)4月25日です(文化庁)。

基本情報

名称岩田家住宅主屋(いわたけじゅうたくしゅおく)
所在地鳥取県鳥取市立川町1-94
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成26年(2014年)4月25日登録
員数1棟
寸法木造平屋一部2階建、瓦葺、建築面積182㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況公開の案内なし

参考文献

岩田家住宅主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010041

最終更新日: 2026.10.16