岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀とは

岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀は、和歌山県新宮市高田にある江戸時代末期の屋敷を囲む石塀で、令和6年(2024年)8月15日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「おかざきけじゅうたく(きゅうくりすけじゅうたく)いしべい」。

文化庁の記録では、石造で、総延長は76メートル。登録番号は30-0372である。

川原石を積んだコの字形の塀

岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀は、屋敷地の外周のうち北・東・西の三方をコの字形に廻り、折れ曲がりながら総延長約76メートルに及ぶ(文化庁)。

材料は流紋岩の川原石で、幅約1.2メートル、高さ約1.7メートルに、モルタルなどを使わない空積の野面積で積み上げている。東と西の面の南寄りを切り欠いて、屋敷の出入口とする(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、防風を兼ねたこの石塀が地域の特色ある景観を形づくっているとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

加工しない川原石をそのまま積んだ野面積みの面と、折れ曲がりながら屋敷を囲む塀の連なりが見どころである(文化庁)。高さ約1.7メートルに対して厚さが約1.2メートルあり、風よけとしての役目をうかがわせる。

見学について

岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀は屋敷の外周を廻るため、4件のうち最も外から目に入りやすいと考えられる。ただし個人の住まいを囲む塀であり、公開の案内は見当たらない。敷地には立ち入らず、道路から眺める範囲にとどめたい。

Q&A

Q岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀はいつ造られましたか?
A江戸時代末期です(文化庁)。
Q岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀の長さと高さは?
A総延長約76メートル、幅約1.2メートル、高さ約1.7メートルです(文化庁)。
Q岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀はどのように積まれていますか?
A流紋岩の川原石を、モルタルを使わない空積の野面積みで積んでいます(文化庁)。
Q岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀は見学できますか?
A個人の住まいを囲む塀で、公開の案内は見当たりません。敷地に立ち入らず、道路から眺めてください。
Q岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和6年(2024年)8月15日です(文化庁)。

基本情報

名称岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀(おかざきけじゅうたく(きゅうくりすけじゅうたく)いしべい)
所在地和歌山県新宮市高田字前地上ミノ切1702
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和6年(2024年)8月15日登録
員数1棟
寸法石造、総延長76m
所有者文化庁データベースに記載なし(個人の住まいとみられる)
公開状況個人の住まい(一般公開の案内なし)

参考文献

岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015081
文化審議会の答申(登録有形文化財(建造物)の登録)令和6年3月15日(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/yukei_kenzobutsu/pdf/94080301_03.pdf
国登録有形文化財(和歌山県)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500700/mokuroku/d00155458.html

最終更新日: 2026.10.15