岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵とは
岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵は、和歌山県新宮市高田にある元治2年(1865年)の家財蔵で、令和6年(2024年)8月15日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「おかざきけじゅうたく(きゅうくりすけじゅうたく)くら」。
文化庁の記録では、木造2階建、鉄板葺で、建築面積は22平方メートル。平成10年(1998年)頃に改修を受けている。登録番号は30-0370である。
板で囲った小さな蔵
岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵は、敷地の南東隅の一段高くなった場所に、北を正面として建つ(文化庁)。切妻造・妻入の2階建てで、壁を土ではなく板で造る板蔵である。屋根はいま鉄板で葺かれている。
戸口は正面の西寄りに開き、庇を付ける。1階は北寄りの半間を土間の前室とし、それ以外は1階・2階とも板敷の1室で、小屋組は登梁形式とする(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、小規模ながら旧杉皮葺の貴重な板蔵で、敷地南東の景観を形づくっているとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。令和6年(2024年)3月15日の文化審議会の答申は、小さいながらも木太い、つまり太い材で組まれた蔵であることにも触れている。
見どころ
一段高い位置に建ち、屋敷の南東の角の景観をつくっている(文化庁)。正面西寄りの戸口に付く庇と、太い材を使った板蔵のつくりに注目したい。
見学について
岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵は個人の住まいの敷地内にあり、内部の公開案内は見当たらない。蔵は敷地の南東隅にあり、石塀の東面の南寄りには出入口が開いているが、敷地には立ち入らず、外から眺める範囲にとどめたい。
Q&A
- 岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵はいつ建てられましたか?
- 元治2年(1865年)の建築で、平成10年(1998年)頃に改修されています(文化庁)。
- 岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵はどんな蔵ですか?
- 家財を納める2階建ての板蔵で、切妻造・妻入、屋根はいま鉄板葺です(文化庁)。
- 岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵の内部はどうなっていますか?
- 1階の北寄り半間が土間の前室で、それ以外は各階とも板敷の1室、小屋組は登梁形式です(文化庁)。
- 岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵は見学できますか?
- 個人の住まいの敷地内にあり、公開の案内は見当たりません。
- 岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和6年(2024年)8月15日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵(おかざきけじゅうたく(きゅうくりすけじゅうたく)くら) |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県新宮市高田1702 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和6年(2024年)8月15日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、鉄板葺、建築面積22㎡ |
| 所有者 | 文化庁データベースに記載なし(個人の住まいとみられる) |
| 公開状況 | 個人の住まい(一般公開の案内なし) |
参考文献
- 岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015079
- 文化審議会の答申(登録有形文化財(建造物)の登録)令和6年3月15日(文化庁)
- https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/yukei_kenzobutsu/pdf/94080301_03.pdf
- 国登録有形文化財(和歌山県)
- https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500700/mokuroku/d00155458.html
最終更新日: 2026.10.15