JR西岩国駅駅舎とは

JR西岩国駅駅舎は、山口県岩国市錦見にある昭和4年(1929年)の木造の駅舎で、平成18年(2006年)8月3日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「じぇいあーるにしいわくにえきえきしゃ」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺一部銅板葺で、建築面積273平方メートル、プラットホーム上屋が付く。登録番号は35-0047である。

岩徳線開業時の岩国駅

JR西岩国駅駅舎は、岩徳線の開業時に岩国駅として建設された(文化庁)。JR西日本によれば、昭和4年(1929年)4月5日に一部が開業した岩徳線の「岩国」駅の駅舎で、昭和17年(1942年)に「西岩国」と改称した。

木造平屋建、寄棟造の桟瓦葺で、玄関の上部を切妻壁で飾る(文化庁)。外壁はモルタル塗とし、半円アーチの意匠の上下窓を整然と並べる。プラットホーム上屋と平屋建の付属棟が接続する。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、玄関ポーチを3連の弓形アーチと高欄意匠のパラペットで飾る駅舎として、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。JR西日本は、玄関車寄せの正面の3連と左右各1連、計5連のアーチで錦帯橋を表現したとし、観光地の地方駅として優れた意匠設計を見ることができるとしている。

見どころ

玄関車寄せの5連のアーチと、高欄意匠のパラペットが見どころである(文化庁、JR西日本)。半円アーチの上下窓が並ぶ外壁にも注目したい。

見学について

JR西日本によれば、昭和54年(1979年)に本格的な改修工事が行われ、平成4年(1992年)から無人駅となっている。駅舎は岩国市が所有し、市の委託を受けたNPO法人が管理して、室内を展示室などに活用している。

Q&A

QJR西岩国駅駅舎はいつ建てられましたか?
A昭和4年(1929年)です(文化庁)。
Q西岩国駅はもともと何という駅でしたか?
A岩徳線の開業時は「岩国」駅で、昭和17年(1942年)に「西岩国」と改称しました(JR西日本)。
QJR西岩国駅駅舎の見どころは?
A錦帯橋を表現した玄関車寄せの5連のアーチです(JR西日本)。
Q駅舎の中には入れますか?
A岩国市の委託を受けたNPO法人が管理し、室内を展示室などに活用しています(JR西日本)。
QJR西岩国駅駅舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)8月3日です(文化庁)。

基本情報

名称JR西岩国駅駅舎(じぇいあーるにしいわくにえきえきしゃ)
所在地山口県岩国市錦見6-15-3
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)8月3日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺一部銅板葺、建築面積273㎡、プラットホーム上屋付
所有者岩国市
公開状況JR岩徳線西岩国駅(室内は展示室などに活用)

参考文献

JR西岩国駅駅舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005668
西岩国駅本屋(JR西日本 登録鉄道文化財)
https://www.westjr.co.jp/railway-cultural-property/pages/00005.html

最終更新日: 2026.10.19