興禅寺山門とは
興禅寺山門は、愛知県犬山市羽黒の興禅寺に昭和14年(1939年)に建てられた建物で、平成18年(2006年)8月3日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「こうぜんじさんもん」、登録番号は23-0224である。文化庁の記録では、木造、瓦葺で、間口は3.6メートル、左右に袖塀が付く。
登録の理由と価値
興禅寺山門は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、切妻造、本瓦葺の四脚門で、本堂の前方に南面して建ち、左右にL字型の築地塀を延ばす。
軸部は親柱を円柱、控柱を角柱とし、三斗を組む。妻飾は虹梁大瓶束笈形、軒は二軒繁垂木とする。化粧材はすべて欅で、文化庁は木目の美しい鏡天井や精緻で流麗な装飾細部など、造形的にも優れた作だと評価している。
見どころ
欅の木目に注目したい。門の天井は木目の美しい鏡天井で、化粧材はすべて欅である(文化庁)。
妻飾りの虹梁、大瓶束、笈形の彫刻や、二軒の繁垂木の軒など、昭和前期の宮大工の精緻な仕事を確かめたい。左右に延びるL字型の築地塀も、門の構えを引き立てている。
見学について
興禅寺の沿革、交通は興禅寺(犬山市羽黒)のページにまとめてある。堂内の公開についての公的な案内は見当たらない。
Q&A
- 興禅寺山門はいつ建てられましたか?
- 昭和14年(1939年)の建築です。
- 興禅寺山門が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成18年(2006年)8月3日に登録されました。登録番号は23-0224です。
- 山門の形式は?
- 切妻造、本瓦葺の四脚門で、左右にL字型の築地塀を延ばします。
- 山門の見どころは?
- 化粧材がすべて欅で、木目の美しい鏡天井や精緻な装飾細部が見どころです。
- 興禅寺山門は見学できますか?
- 境内の正面に建ち、外から見ることができます。
基本情報
| 名称 | 興禅寺山門(こうぜんじさんもん) |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県犬山市大字羽黒字城屋敷16(興禅寺) |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成18年(2006年)8月3日登録(登録番号23-0224) |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造、瓦葺、間口3.6メートル、左右袖塀付 |
| 所有者 | 宗教法人興禅寺 |
| 公開状況 | 堂内公開の案内なし |
参考文献
- 興禅寺山門(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00005620
- 興禅寺(犬山文化遺産ナビ 犬山市)
- https://inuyama-tabi.com/point/detail/221/
最終更新日: 2026.10.05