佐竹家霊屋とは

佐竹家霊屋は、秋田県秋田市泉三嶽根の天徳寺境内にある寛文12年(1672年)の霊廟建築で、平成2年(1990年)3月19日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「さたけけたまや」。

文化庁の記録では、霊屋は桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、唐破風造。前殿は桁行二間、梁間一間、一重、両下造、正面唐破風造で、前面に土庇が付く。附として棟札が指定されている。指定番号は02232である。

佐竹氏の菩提寺の霊屋

佐竹家霊屋は、秋田藩主佐竹氏の歴代の墓所で、菩提寺である天徳寺の本堂の西側にある(文化庁)。天徳寺の本堂・書院・山門・総門の4棟も、同じ平成2年(1990年)に重要文化財に指定されている。

秋田観光コンベンション協会は、霊屋(御霊屋)を、屋根や外壁を朱色に彩った大名家らしい建物と紹介している。

重要文化財としての価値

文化庁は、近世の霊廟建築として豪華なつくりであり、天徳寺の伽藍の諸建物と一体となって大名の菩提所の姿をよく留めている点を貴重としている。

見どころ

霊屋は入母屋造・妻入で、正面に唐破風造の向拝を付け、さらにその前に唐破風造の前殿を設ける(文化庁)。唐破風が二重に重なる正面の構えが、佐竹家霊屋のいちばんの見どころである。

内外とも要所を彫刻で飾り、漆や極彩色を施している(文化庁)。朱色の外まわりと、前殿から奥へ続く彫刻の細部に目を向けたい。

見学について

秋田観光コンベンション協会によれば、天徳寺では例年8月16・17日に寺宝の虫干しを兼ねた一般公開があり、書院の内部や霊屋の境内にも入ることができる。ただし工事中のため、一般公開は休止されている。

JR秋田駅から路線バスの添川線または神田土崎線で約15分、「天徳寺前」で降りて徒歩3分。車では秋田駅から約15分(秋田観光コンベンション協会)。

Q&A

Q佐竹家霊屋はいつ建てられましたか?
A寛文12年(1672年)です(文化庁)。
Q佐竹家霊屋はどこにありますか?
A秋田市泉三嶽根の天徳寺の境内、本堂の西側にあります(文化庁)。
Q佐竹家霊屋の見どころは?
A唐破風造の向拝と前殿が二重に重なる正面と、内外の彫刻・漆・極彩色です(文化庁)。
Q佐竹家霊屋は見学できますか?
A例年8月16・17日の天徳寺の一般公開で霊屋の境内に入れますが、工事中のため一般公開は休止されています(秋田観光コンベンション協会)。
Q佐竹家霊屋が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A平成2年(1990年)3月19日です(文化庁)。

基本情報

名称佐竹家霊屋(さたけけたまや)
所在地秋田県秋田市泉三嶽根(天徳寺境内)
指定区分重要文化財(建造物)
指定年平成2年(1990年)3月19日指定
員数1棟
寸法桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、唐破風造。前殿 桁行二間、梁間一間、両下造、正面唐破風造
所有者不明(文化庁データベースに記載なし。管理は天徳寺)
公開状況例年8月の天徳寺一般公開時に境内へ入場可(工事中は休止)

参考文献

佐竹家霊屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/155
天徳寺(アキタッチ+ 秋田観光コンベンション協会)
https://www.akita-yulala.jp/see/200010342

最終更新日: 2026.10.14