全国の登録有形文化財
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奈良県斑鳩町龍田の太田酒造で、もとカマヤと内蔵を結ぶ江戸末期の南北に長い建屋。中庭側の西面を吹放ちの通路とし、東面は敷地の東塀を兼ねる。屋敷構を束ねる連結の建築として平成十三年に登録された。
奈良県斑鳩町龍田の造り酒屋・太田酒造の主屋。屋根の瓦銘から文政十二年(一八二九)と建立年が判明し、この地方の町家を編年する基準的な一棟とされる。今も銘酒「初時雨」の蔵元の店舗として使われている。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造に残る江戸末期の茶室。主屋の奥、中庭を隔てて建つ床付き三畳台目の小間で、西面に躙口を開き、南の土庇が待合を兼ねる。酒屋が茶室を構えたことに当家の財力がうかがえる。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造で最大の建物。石積基礎に載り、敷地西辺に長大な壁面を見せる明治初期の仕込蔵で、南妻面で南大蔵に接続する。醸造がつくり出した歴史的景観への寄与が登録の理由である。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造の明治初期の大きな醸造蔵。居住区画と北西の醸造区画をつなぐ位置に建ち、東長屋と西大蔵に接する。連なる蔵が龍田の醸造の町並みを形づくるうえで中心的な役割を担う。
昭和8年(1933年)に宮大工・中川吉治郎の設計で竣工した旧生駒町役場庁舎は、入母屋破風や伝統的な和風意匠を備えた国登録有形文化財です。現在は生駒ふるさとミュージアムとして、生駒の歴史と文化を伝える郷土資料館に生まれ変わっています。
奈良県橿原市にある旧六十八銀行八木支店は、1928年竣工のルネサンス風鉄筋コンクリート建築。登録有形文化財に指定されたこの名建築は、現在フレンチレストランとして蘇り、歴史と美食が融合する特別な空間を提供しています。
奈良女子大学構内に建つ佐保会館は、1928年に皇太子殿下(昭和天皇)の御成婚を記念して建設された同窓会館です。建築家・岩崎平太郎の設計による木造2階建の近代和風建築で、入母屋造の堂々たる外観と、格天井の大ホールや透かし欄間の和室など巧みな意匠が評価され、2005年に国の登録有形文化財に登録されました。
奈良市三条通り沿いに建つ浄教寺掲示板舎は、寺院の掲示板建築として全国でも極めて珍しい国登録有形文化財です。フェノロサの歴史的講演の地としても知られる浄教寺の魅力と見どころを紹介します。
奈良市三条通りに南面して建つ浄教寺山門は、江戸時代末期の薬医門として国登録有形文化財に登録されています。蟇股や木鼻に施された精緻な彫刻、フェノロサの歴史的講演の舞台となった浄教寺の見どころやアクセス情報を詳しくご紹介します。
奈良県葛城市、當麻寺の門前に建つ玉や離れ座敷は、江戸末期に創業した旅籠の奥に設けられた離れの客間です。登録有形文化財に指定された趣ある空間で、中庭を望みながら奈良の食材を活かした釜めしを味わうことができます。
大正15年竣工の南都銀行本店は、辰野金吾の弟子・長野宇平治が設計したギリシア復興様式の名建築です。イオニア式円柱の羊の彫刻が特徴的な奈良県登録有形文化財第一号で、古都奈良の近代化を今に伝えています。
奈良県大和郡山市の旧街道沿いに建つ葉本家住宅主屋は、明治初期の両替商の町屋として国登録有形文化財に登録されています。出格子や虫籠窓が調和した端正な外観と、名指物師・川崎幽玄の祖父による精緻な建具や欄間が見どころです。
富山県南砺市にある赤祖父円筒分水槽は、サイフォンの原理で農業用水を公平に分配する1949年竣工の登録有形文化財。砺波平野の稲作を支えた貴重な農業土木遺産の魅力をご紹介します。
富山県高岡市の山町筋・守山町に建つ井波屋仏壇店は、1905年築の国登録有形文化財。鋳物製の唐草模様で飾られた大きなアーチ窓という独特の洋風ファサードが、土蔵造りの町並みの中でひときわ目を引きます。内部は吹き抜けと四周の回廊を持つ開放的な空間構成が特徴です。
富山市の富岩運河環水公園内に佇む牛島閘門は、1934年頃に建設されたパナマ運河方式の閘門です。富岩運河といたち川の水位差を調整し川船の往来を支えた土木遺産で、木製合掌門扉や一体型コンクリート閘室など昭和初期の技術が息づいています。2002年に国の登録有形文化財に登録されました。
富山県滑川市荒町に佇む小沢家住宅店蔵は、明治後期に呉服商の店蔵として建てられた国登録有形文化財です。黒漆喰壁、観音開扉、剣形雪割瓦、起り屋根の下屋など、北陸地方の気候風土に根ざした重厚かつ地方色豊かな土蔵造りの建築が今に残ります。
富山県南砺市城端に佇む桂湯は、昭和5年頃に建てられた銅板張りファサードが特徴的な元銭湯です。洋風の蛇腹や切妻破風を持つ木造二階建ての建物は、善徳寺門前町の景観に彩りを添える存在として2019年に国の登録有形文化財に登録されました。現在はクラフトギャラリーとして活用されています。
富山県富山市にある上滝発電所は、大正13年(1924年)に竣工した現役の水力発電施設で、国の登録有形文化財に指定されています。常願寺川水系の県営電気事業第一期として建設された三発電所のうち最も下流かつ最大規模を誇り、鉄筋コンクリート造の陸屋根という当時としては先進的な意匠を備えた近代化産業遺産です。
旧内山家住宅にわ(作業場)は、内山家の農作業が営まれた土間の働きの場。主屋北側で井戸や籾倉の跡とまとまり、格式ある座敷や茶室と対をなして、千石地主でありながら屋敷に残る農家らしさを伝える。平成十年に登録有形文化財。