遠登志橋とは

遠登志橋は、愛媛県新居浜市立川町にある明治38年(1905年)の別子鉱山の鋼製アーチ橋で、平成17年(2005年)12月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「おとしばし」。

遠登志橋
遠登志橋Dokudami / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、鋼製単アーチ橋で、橋長48メートル、幅員2.4メートル。平成4年(1992年)に改修されている。登録番号は38-0066である。

坑水路を兼ねた道路橋

遠登志橋は、新居浜市の山間部を南北に流れる国領川水系の小女郎川に架かる、坑水路兼道路橋として別子鉱山内に築かれた橋である(文化庁)。橋長48メートル、スパン37メートルの鋼製スパンドレルブレースト単アーチ橋で、アーチにI型鋼を用い、両端をピン支承で固定する。

新居浜市の端出場・東平ゾーンの整備計画によれば、平成5年(1993年)、老朽化のため明治時代のアーチ部分を残し、アーチに負荷がかからないように新しい橋が架けられて保存されている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この橋を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録し、わが国に現存する最古級の鋼製アーチ橋としている。

見どころ

I型鋼のアーチとピン支承、その上に架けられた新しい橋との重なりが見どころである(文化庁、新居浜市)。

見学について

新居浜市が所有する(文化庁)。公開について、公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q遠登志橋はいつ架けられましたか?
A明治38年(1905年)です(文化庁)。
Q何のための橋ですか?
A別子鉱山内の坑水路兼道路橋です(文化庁)。
Q構造は?
A鋼製スパンドレルブレースト単アーチ橋で、スパンは37メートルです(文化庁)。
Q今はどうなっていますか?
A平成5年(1993年)に新しい橋が架けられ、明治のアーチは保存されています(新居浜市)。
Q遠登志橋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成17年(2005年)12月26日です(文化庁)。

基本情報

名称遠登志橋(おとしばし)
所在地愛媛県新居浜市立川町620-1地先
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成17年(2005年)12月26日登録
員数1基
寸法鋼製単アーチ橋、橋長48m、幅員2.4m
所有者新居浜市
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

遠登志橋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005202
端出場・東平ゾーン整備計画(新居浜市)
https://www.city.niihama.lg.jp/uploaded/attachment/10055.pdf

最終更新日: 2026.10.24