福島県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 福島県福島県に所在する重要文化財。
福島県玉川村の岩法寺に伝わる石造五輪塔は治承五年(1181)の銘を持ち、現存する在銘石造五輪塔としては国内屈指の古例。陸奥石川氏二代目の領主源基光の墓塔として建立され、昭和13年に国の重要文化財に指定された。
勝常寺薬師堂は福島県河沼郡湯川村勝常の勝常寺にある室町時代前期の仏堂で、重要文化財。徳一が開いたと伝える寺のもとの講堂で、会津中央薬師堂とも呼ばれる。桁行五間・梁間五間の寄棟造で、茅葺の形を写した銅板葺の屋根をもつ。
常福院薬師堂は福島県大沼郡会津美里町新屋敷にある室町時代中期の仏堂で、重要文化財。田子薬師堂とも呼ばれる桁行三間・梁間三間の入母屋造の禅宗様の小堂で、昭和31年(1956年)の解体修理で屋根を宝形造から入母屋造に戻した。
相馬中村神社本殿・幣殿・拝殿は福島県相馬市中村の中村城跡に建つ寛永20年(1643年)の社殿で、重要文化財。相馬野馬追で知られる相馬三妙見社の一つの権現造の社殿で、木割が太く力強く、この地方の社寺建築の指標的な位置を占める。
旧伊達郡役所は、福島県桑折町にある明治16年築の木造の郡役所庁舎で、昭和52年に重要文化財に指定された。郡役所として残る最大規模の擬洋風建築で、明治20年に外された中央の塔屋は昭和54年に復元された。
都々古別神社本殿は福島県東白川郡棚倉町棚倉の都々古別神社にある文禄3年(1594年)ごろの本殿で、重要文化財。佐竹義宣の造営とみられ、寛永2年(1625年)に棚倉城の地から移された。彫刻を用いない簡素な三間社流造で、中世的な要素を残す。
堂山王子神社本殿は福島県田村市船引町門沢の堂山王子神社にある明応7年(1498年)ごろの本殿で、重要文化財。桁行五間・梁間四間の一重の寄棟造で、屋根は茅葺形の銅板葺とする。大正6年(1917年)に旧法で指定された室町時代後期の社殿。