寂光院本堂とは

寂光院本堂は、愛知県犬山市継鹿尾にある明治12年(1879年)の装飾を抑えた伝統的形式の本格的な本堂で、平成17年(2005年)7月12日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「じゃっこういんほんどう」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積145平方メートル、渡廊が付く。登録番号は23-0196である。

吹放しの外陣と禅宗様の須弥壇

寂光院本堂は、桁行5間・梁間5間の寄棟造・桟瓦葺の本堂で、正面に1間の向拝を付け、四周に切目縁を廻す(文化庁)。前2間分を吹放しの小組格天井の外陣とし、後方の内陣には禅宗様の須弥壇を構えて厨子を置く。軸部は円柱で、組物は出組とする。

愛知県の観光サイトによれば、寂光院は正式には継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院といい、「尾張のもみじ寺」と呼ばれる。伝承では白雉5年(654年)に孝徳天皇の勅願により元興寺の道昭が伽藍を建てたのに始まる。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、装飾を抑えた伝統的形式になる本格的な本堂建築として、「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

吹放しの外陣の小組格天井と、内陣の禅宗様の須弥壇が見どころである(文化庁)。

見学について

宗教法人寂光院が所有する(文化庁)。愛知県の観光サイトによれば、参拝は自由・無料(祈願などは有料)で無休、名鉄犬山線の犬山遊園駅東口から徒歩約20分またはタクシーで約5分、中央自動車道小牧東ICから尾張パークウェイの犬山出口を右折して1分で、駐車場は50台。本堂・山門・随求堂・弁天堂は寂光院のページにまとめている。

Q&A

Q寂光院本堂はいつ建てられましたか?
A明治12年(1879年)です(文化庁)。
Q外陣の特徴は?
A前2間分を吹放しとし、小組格天井を張ります(文化庁)。
Q寂光院の別名は?
A愛知県の観光サイトによれば「尾張のもみじ寺」です。
Q参拝できますか?
A愛知県の観光サイトによれば、参拝は自由・無料で無休です。
Q寂光院本堂が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成17年(2005年)7月12日です(文化庁)。

基本情報

名称寂光院本堂(じゃっこういんほんどう)
所在地愛知県犬山市大字継鹿尾字杉ノ段12
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成17年(2005年)7月12日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積145㎡、渡廊付
所有者宗教法人寂光院
公開状況参拝自由・無料、名鉄犬山遊園駅から徒歩約20分(愛知県)

参考文献

寂光院本堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004770
寂光院(愛知県公式観光サイト Aichi Now)
https://aichinow.pref.aichi.jp/spots/detail/949/

最終更新日: 2026.10.24