寿美吉旅館厨房棟(旧住質店味噌蔵)とは

寿美吉旅館厨房棟(旧住質店味噌蔵)は、岐阜県高山市本町4丁目の寿美吉旅館で主屋の北側に接して建つ大正後期の土蔵造2階建の旧味噌蔵で、令和6年(2024年)12月3日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「すみよしりょかんちゅうぼうとう」。現在は1階を厨房、2階を納戸として使っている(文化庁)。

文化庁の記録では、土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積32平方メートル。昭和前期と昭和25年(1950年)に改修されている。登録番号は21-0305で、所有者は記録に記載がない。寿美吉旅館は高山市街の宮川西岸に建つ旅館で、もとは質店「住質店」の店舗兼主屋と蔵であった。主屋、厨房棟、土蔵の3棟が令和6年(2024年)12月3日に登録された(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

寿美吉旅館厨房棟は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、主屋とともに通りの景観に寄与していると評価している。

見どころ

寿美吉旅館厨房棟は南北棟の土蔵造2階建で、屋根は切妻造鉄板葺の置屋根形式とする。2階の小屋組は登梁形式である(文化庁)。

西側には鉄板葺の下屋を張り出し、外壁は腰をモルタル洗い出しで仕上げ、上部を格子構えとしている(文化庁)。通りから見ると、蔵の土壁の前に格子の下屋が付き、主屋と並んで町家らしい表情をつくっている。

見学について

寿美吉旅館厨房棟は営業中の旅館の一部で、内部は宿泊して見ることになる。宿泊以外の見学について公的な案内は見当たらなかった。宿泊の案内は寿美吉旅館のページにまとめてある。

Q&A

Q寿美吉旅館厨房棟はいつ建てられましたか?
A大正後期で、昭和前期と昭和25年(1950年)に改修されています(文化庁)。
Q寿美吉旅館厨房棟はもともと何でしたか?
A質店の味噌蔵でした。現在は1階が厨房、2階が納戸です(文化庁)。
Q寿美吉旅館厨房棟の外観の特徴は?
A西側に下屋を張り出し、腰をモルタル洗い出し、上部を格子構えとしています(文化庁)。
Q寿美吉旅館厨房棟が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和6年(2024年)12月3日です。
Q寿美吉旅館厨房棟は見学できますか?
A営業中の旅館の厨房で、見学についての公的な案内はありません。

基本情報

名称寿美吉旅館厨房棟(旧住質店味噌蔵)(すみよしりょかんちゅうぼうとう(きゅうすみしちてんみそぐら))
所在地岐阜県高山市本町4丁目21
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和6年(2024年)12月3日登録
員数1棟
寸法土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積32平方メートル。昭和前期と昭和25年(1950年)に改修されている
所有者文化庁の記録に記載なし
公開状況旅館の一部(外観は通りから見学可)

参考文献

寿美吉旅館厨房棟(旧住質店味噌蔵)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015192

最終更新日: 2026.10.06