寿美吉旅館土蔵(旧住質店質蔵)とは
寿美吉旅館土蔵(旧住質店質蔵)は、岐阜県高山市本町4丁目の寿美吉旅館で主屋の南側に接して建つ大正12年(1923年)の土蔵造2階建の旧質蔵で、令和6年(2024年)12月3日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「すみよしりょかんどぞう」。質草を預かるための厳重な蔵である(文化庁)。
文化庁の記録では、土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積59平方メートル。昭和前期に改修されている。登録番号は21-0306で、所有者は記録に記載がない。寿美吉旅館は高山市街の宮川西岸に建つ旅館で、もとは質店「住質店」の店舗兼主屋と蔵であった。主屋、厨房棟、土蔵の3棟が令和6年(2024年)12月3日に登録された(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
寿美吉旅館土蔵は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、高い左官技術を見せる土蔵と評価している。
見どころ
寿美吉旅館土蔵は南北棟の土蔵造2階建で、切妻造の置屋根形式の鉄板葺とする。開口部には土扉を吊り、鉄製の格子をはめるなど厳重なつくりである(文化庁)。
北面には主屋の室内に向けて両開きの掛子塗りの扉を吊り、要所を黒漆喰で装飾している(文化庁)。主屋の中から蔵の扉を見ると、左官の仕事の細かさがわかる。
見学について
寿美吉旅館土蔵は営業中の旅館の一部で、内部は宿泊して見ることになる。宿泊以外の見学について公的な案内は見当たらなかった。宿泊の案内は寿美吉旅館のページにまとめてある。
Q&A
- 寿美吉旅館土蔵はいつ建てられましたか?
- 大正12年(1923年)で、昭和前期に改修されています(文化庁)。
- 寿美吉旅館土蔵はもともと何の蔵でしたか?
- 質店の質蔵です(文化庁)。
- 寿美吉旅館土蔵の見どころは?
- 土扉と鉄格子の厳重な開口部と、主屋側の掛子塗りの両開き扉に施した黒漆喰の装飾です(文化庁)。
- 寿美吉旅館土蔵が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和6年(2024年)12月3日です。
- 寿美吉旅館土蔵は見学できますか?
- 営業中の旅館の一部で、見学についての公的な案内はありません。
基本情報
| 名称 | 寿美吉旅館土蔵(旧住質店質蔵)(すみよしりょかんどぞう(きゅうすみしちてんしちぐら)) |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県高山市本町4丁目21 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和6年(2024年)12月3日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積59平方メートル。昭和前期に改修されている |
| 所有者 | 文化庁の記録に記載なし |
| 公開状況 | 旅館の一部(見学の公的案内なし) |
参考文献
- 寿美吉旅館土蔵(旧住質店質蔵)(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015193
最終更新日: 2026.10.06