群馬県の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
群馬県 · 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
群馬県中之条町白久保に伝わるお茶講は、四種の基準の茶を覚え、順不同に出される七杯を飲み当てあう行事。中世の闘茶の流れをくみ、その結果で年の豊凶を占う神事でもある。吾妻のお茶講の習俗として昭和五十四年に選択された。
群馬県片品村花咲の武尊神社に伝わる秋の祭り。旧暦九月の申の日、東西に分かれてしゃもじで赤飯を播き合い、白装束の猿役が社殿を三度追われる。古い宮座組織を残し、二〇〇〇年に重要無形民俗文化財に指定された。
群馬県渋川市にある上三原田の歌舞伎舞台は、文政2年(1819年)建造の国指定重要有形民俗文化財です。ガンドウ機構・遠見機構・柱立式回転機構・セリヒキ機構の4つの舞台装置を備えた全国唯一の農村歌舞伎舞台で、80名以上の地域住民が協力して操作する技術は選択無形民俗文化財に選ばれています。毎年11月の公演では、200年前のからくりが今も鮮やかに披露されます。
群馬県中之条町入山地区に伝わる「ネドフミ」は、川底から自噴するアルカリ性温泉水にスゲを漬け込み繊維を柔らかく整え、コンコンゾウリやムシロなどの生活用具を手作りする民俗技術です。2016年に国の記録選択無形民俗文化財に選択されたこの技術の魅力と体験情報をご紹介します。
群馬県吾妻郡高山村に伝わる「尻高人形」は、差し金と呼ばれる金属棒を用いて一人の人形遣いが人形を操る独特の一人遣い人形芝居です。明治時代から受け継がれ、県重要無形民俗文化財および国選択無形民俗文化財に指定されています。毎年11月23日の定期公演で鑑賞できます。
群馬県前橋市下長磯町の稲荷神社に伝わる「下長磯の式三番」は、能の最も神聖な儀式舞踊「式三番(翁)」を二人遣いの人形操りで表現する、全国的にも極めて珍しい民俗芸能です。安永9年(1780年)銘の人形や、神事行列など古い祭祀の形態を今に伝え、国選択・県指定の文化財として保護されています。毎年4月第3日曜日に奉納公開されます。