魚橋家住宅外蔵とは

魚橋家住宅外蔵は、兵庫県姫路市伊伝居の魚橋家住宅の敷地の西奥に建つ道具蔵で、明治40年(1907年)に建てられ、平成26年(2014年)に国の登録有形文化財に登録された。文化庁のデータベースでの読みは「うおはしけじゅうたくそとぐら」。

土蔵造2階建、瓦葺で、桁行14.5メートル、梁間5.1メートル、建築面積92平方メートル。屋敷の4棟のうち主屋に次ぐ大きさで、蔵としてはこの屋敷で最も大きい。所在地は伊伝居字馬場崎81-2である。

魚橋家住宅外蔵が登録された理由

魚橋家住宅外蔵は、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の記載では、日用の道具を収めた道具蔵である。

主屋が建ってから7年後、離れ座敷や内蔵より9年ほど早く建てられた。暮らしに必要な道具の置き場が、客座敷や衣装蔵より先に整えられたことになる。南北に長い蔵が敷地の西端を区切ることで、町家の屋敷の奥行きが外からも分かる形になっている。

魚橋家住宅外蔵の見どころ

魚橋家住宅外蔵は南北に棟を通した細長い蔵で、屋根は切妻造の本瓦葺。屋敷の内側に向く東面に、桟瓦葺の下屋を長く差し掛けている。

外壁は漆喰塗りで、軒下に鉢巻を廻らせ、腰は竪板張で守る。内蔵が東面にだけ海鼠壁を使ったのに対し、外蔵は腰を板張りで通しており、道具蔵らしい実用本位の仕上げである。

内部は南北に2つに仕切られ、それぞれに戸口がある。長さ14.5メートルの蔵を1室にせず、南と北の2室それぞれに外から直接出入りできるようにしている。東面の長い下屋は、その2つの戸口をまとめて雨から守る位置にある。

魚橋家住宅外蔵の見学

魚橋家住宅外蔵は個人の屋敷の最も奥にあり、公開されていない。野里街道からは主屋や離れ座敷に遮られて見えない。南北に長い外観や東面の下屋は、文化庁のデータベースの写真で確かめられる。

行き方は、魚橋家住宅のページを参照してほしい。

Q&A

Q魚橋家住宅外蔵はいつ建てられましたか?
A明治40年(1907年)です。平成26年(2014年)4月25日に登録有形文化財になりました。
Q魚橋家住宅外蔵は何に使われた蔵ですか?
A文化庁の記載によると、日用具を収納した道具蔵です。
Q魚橋家住宅外蔵の大きさは?
A桁行14.5メートル、梁間5.1メートル、建築面積92平方メートルの土蔵造2階建で、屋敷の蔵では最も大きい建物です。
Q魚橋家住宅外蔵の内部はどうなっていますか?
A南北に2つに仕切られ、それぞれに戸口が設けられています。
Q魚橋家住宅外蔵は見学できますか?
A個人の屋敷の奥にあるため公開されておらず、通りからも見えません。

基本情報

名称魚橋家住宅外蔵
所在地兵庫県姫路市伊伝居字馬場崎81-2
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成26年(2014年)登録
員数1棟
寸法建築面積92㎡(桁行14.5m、梁間5.1m)
所有者個人
公開状況非公開(個人の屋敷の敷地内)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)魚橋家住宅外蔵
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00010013
姫路市 魚橋家住宅外蔵
https://www.city.himeji.lg.jp/kanko/0000001834.html
姫路市 国登録文化財・国選択文化財・国選定保存技術の一覧
https://www.city.himeji.lg.jp/kanko/0000001691.html

最終更新日: 2026.10.02