倉の館三角邸の洋館とは

倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館は、香川県綾歌郡宇多津町にある昭和初期の塔のような小さな洋館で、平成19年(2007年)10月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「くらのやかたさんかくてい(きゅうさかいけじゅうたく)ようかん」。平成8年(1996年)に屋根と窓が改修されている。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積13平方メートル。登録番号は37-0314である。

建築面積13平方メートルの小さな建物だが、そのとがった屋根は、宇多津町が古街のシンボル的な建物と紹介する倉の館三角邸の目印になっている。

尖塔を模した屋根

倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館は、敷地の北寄りに位置する2階建である(文化庁)。平面は東西2間半、南北1間半で、急な勾配の寄棟造(四注屋根)をかけて尖塔の姿を模している。

外壁は隅柱を見せたモルタル塗で目地を切り、縦長のアーチ窓を並べる(文化庁)。内部は1階・2階とも1室だけの構成である。

登録有形文化財としての価値

文化庁は「造形の規範となっているもの」として登録した。宇多津町の案内でも、書院造りの様式を取り入れた和風の建物の隣にステンドグラスの洋館が立つ構成が、この屋敷の特徴として紹介されている。

平成8年の改修

倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館の屋根は、もとは天然スレート葺で、これを平瓦の菱葺に改めた(文化庁)。窓のステンドグラスも新調したもので、文化庁の記録では改修は平成8年(1996年)とされる。宇多津町が倉の館三角邸を購入して改修したのと同じ年にあたる。

見どころ

倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館の屋根は、平瓦を菱形の模様に葺いている。急な屋根面に並ぶ菱形の目地と、縦長のアーチ窓のステンドグラスをあわせて見たい。

隅柱を見せたモルタル塗の外壁は、和風の主屋の瓦屋根と並ぶと、素材の違いがはっきり分かる。

見学について

倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館のとがった屋根は、町の案内のとおり通りからもよく目立つ。内部の公開条件は町の公式の案内に記載が見当たらなかったため、宇多津町教育委員会(電話0877-49-8007)に問い合わせる。

Q&A

Q倉の館三角邸の洋館の屋根はどんな形ですか?
A急な勾配の寄棟造(四注屋根)で、尖塔を模した形です。平瓦を菱葺にしています(文化庁)。
Q倉の館三角邸の洋館のステンドグラスは建築当初のものですか?
Aいいえ。文化庁の記録では、平成8年(1996年)の改修で新調されました。
Q倉の館三角邸の洋館の大きさは?
A東西2間半、南北1間半の2階建で、建築面積は13平方メートルです(文化庁)。
Q倉の館三角邸の洋館の内部は見学できますか?
A町の公式の案内に公開条件の記載がないため、宇多津町教育委員会(電話0877-49-8007)に問い合わせてください。
Q倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成19年(2007年)10月2日です(文化庁)。

基本情報

名称倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館(くらのやかたさんかくてい(きゅうさかいけじゅうたく)ようかん)
所在地香川県綾歌郡宇多津町2147-3
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成19年(2007年)10月2日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積13㎡
所有者宇多津町
公開状況外観は敷地の外から見学可。内部は宇多津町教育委員会に要問い合わせ

参考文献

倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006457
倉の館三角邸(旧堺家住宅)洋館(文化遺産オンライン)
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/191180
倉の館 三角邸(うたづさんぽみち 宇多津町魅力情報発信サイト)
https://sanpomichi.town.utazu.lg.jp/spot/entry/old/007491/

最終更新日: 2026.11.03