瀬川酒店東蔵とは

瀬川酒店東蔵は、香川県善通寺市上吉田町の、JR善通寺駅前から西へ延びる通りに面して建つ、大正6年(1917年)の木造平屋建の酒蔵で、平成14年(2002年)6月25日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「せがわさけてんひがしぐら」(文化庁)。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺、建築面積146平方メートルで、登録番号は37-0094である。

「師団一」の酒店

善通寺市デジタルミュージアムによれば、瀬川酒店はJR善通寺駅から続く片原町の表通り、市役所の向かいにあり、明治31年(1898年)に琴平の榎井にある丸尾酒店の支店として始まった。大正6年(1917年)に現在の建物を棟上げし、続いて北倉・西倉・東倉を増築した。

同館によれば、かつては酒造りも行い、日露戦争の凱旋時に初代師団長の乃木希典が八幡神社に奉納した酒をほめたことから「師団一」の名で販売した。第二次世界大戦末期に原料の米がなくなって酒造りをやめたが、改造を重ねながらも昔ながらの店構えを保ってきた。

登録有形文化財としての価値

瀬川酒店東蔵は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、店舗主屋とともに老舗の店構えと佇まいを今に伝えるとしている。

見どころ

文化庁によれば、瀬川酒店東蔵は南北棟の桟瓦葺切妻造の酒蔵で、東西棟・平入の店舗主屋の東に接して建ち、南の妻面を通りに見せる。

瀬川酒店東蔵の南面は腰を海鼠壁として意匠を整えている(文化庁)。

見学について

瀬川酒店東蔵は個人所有の建物で、営業や内部公開の状況は確認できない。見学は通りからの外観にとどめたい。所在地は善通寺市上吉田町1-4-10。駅前からこの通りには古い建物が多く残る(善通寺市)。瀬川酒店の登録有形文化財2件はグループページ「瀬川酒店」にまとめている。

Q&A

Q瀬川酒店東蔵はいつ建てられましたか?
A大正6年(1917年)です(文化庁)。
Qどこに建っていますか?
A店舗主屋の東に接して建ち、南の妻面を通りに見せています(文化庁)。
Q外観の特徴は?
A南面の腰を海鼠壁としています(文化庁)。
Q内部は見学できますか?
A個人所有の建物で、公開の情報は確認できません。
Q瀬川酒店東蔵が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成14年(2002年)6月25日です。

基本情報

名称瀬川酒店東蔵(せがわさけてんひがしぐら)
所在地香川県善通寺市上吉田町1-4-10
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成14年(2002年)6月25日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積146平方メートル
所有者個人(善通寺市の文化財一覧による)
公開状況外観のみ(公開情報なし)

参考文献

瀬川酒店東蔵(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002826
瀬川酒店主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002692
瀬川酒店(善通寺市デジタルミュージアム)
https://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/50/digi-m-culture-detail-046-index.html
善通寺市の文化財(善通寺市)
https://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/50/bunkazai.html

最終更新日: 2026.10.12