大仙院本堂とは:永正10年に建立された禅宗方丈の典型
大仙院本堂(だいせんいんほんどう)は、京都府京都市北区紫野の大徳寺塔頭大仙院にある室町時代後期の方丈で、昭和32年(1957年)6月18日に国宝に指定された。
文化庁の記録では、桁行14.8メートル、梁間10.8メートル、一重、入母屋造、銅板葺で、玄関と棟札4枚が附として指定されている。
文化庁によると、棟札から永正10年(1513年)に建立されたことが分かる。
大仙院本堂の間取り
文化庁の詳細解説によると、中央の室中、左右の上間・下間の3列が各2室に分かれた、計6室からなる。この構成は禅宗方丈の最も典型的なものである。
各部の木割や扉の細部、背面の棚の上に一部残る如意頭文などに、室町時代の特徴がよく見られる。
大仙院本堂の見どころ
文化庁によると、建立後あまり時を置かずに背面が拡張され、天正3年(1575年)には屋根を1.5メートルほど上げる修理があり、江戸時代にも3度の修理があったことが棟札から分かる。現状は永正の建立時のままとはいいがたいが、中世の方丈建築で現存するものが少ない今日、貴重な実例である。
文化庁の指定時の説明は、意匠が整然として風格も高いとしている。
大仙院本堂の見学方法
大仙院によると、拝観時間は通年で午前9時から午後4時30分で、年中無休である。
大仙院の由緒と拝観の案内は、大仙院のグループページにまとめている。
Q&A
- 大仙院本堂はいつ国宝に指定されましたか?
- 昭和32年(1957年)6月18日に国宝に指定されました。
- 大仙院本堂はいつ建てられたのですか?
- 棟札から永正10年(1513年)に建立されたことが分かります。
- 大仙院本堂の間取りの特徴は?
- 室中、上間、下間の3列が各2室に分かれた6室からなる、禅宗方丈の典型的な構成です。
- 大仙院本堂の附指定は?
- 玄関と棟札4枚です。
- 大仙院本堂は建立時のままですか?
- 背面の拡張や天正3年(1575年)の屋根の嵩上げなど、何度か修理が加えられています。
基本情報
| 名称 | 大仙院本堂(だいせんいんほんどう) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市北区紫野大徳寺町54-1 |
| 指定区分 | 国宝(建造物) |
| 指定年 | 昭和32年(1957年)6月18日指定 |
| 員数 | 1棟(附 玄関1棟、棟札4枚) |
| 寸法 | 桁行14.8メートル、梁間10.8メートル、一重、入母屋造、銅板葺 |
| 所有者 | 大仙院 |
| 公開状況 | 9時から16時30分、年中無休 |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「大仙院本堂」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1594
- 大仙院「大仙院について」
- https://daisen-in.net/about-daisenin/
最終更新日: 2026.09.29