岩船寺三重塔とは

岩船寺三重塔は、京都府木津川市加茂町岩船の岩船寺にある嘉吉2年(1442年)建立の三重塔で、明治32年(1899年)4月5日に国の重要文化財に指定された。読みは「がんせんじさんじゅうのとう」。本堂南側の山手の高台に東を正面として建つ(岩船寺)。

文化庁の記録では、三間三重塔婆、本瓦葺。所有者は岩船寺である。岩船寺は京都府と奈良県の境の当尾にある真言律宗の寺で、三重塔・十三重石塔・石室・五輪塔の4件が重要文化財に指定されている(文化庁、岩船寺)。

建立年の手がかり

岩船寺によれば、寺伝では承和年間(834〜847年)に仁明天皇が智泉大徳の遺徳を偲んで宝塔を建てたと伝わる。しかし昭和18年(1943年)の解体修理の際、丸桁に「嘉吉二年(1442年)五月廿日」の銘文が見つかり、現在の塔は室町時代の建立と考えられている。

文化庁も年代を室町中期の嘉吉2年(1442年)としている。

重要文化財としての価値

岩船寺三重塔は明治32年(1899年)に重要文化財に指定された。当尾の地名の由来となった、尾根に塔が並ぶ景観を今に伝える塔である(岩船寺)。

見どころ

岩船寺三重塔は三間三重塔婆・本瓦葺、高さは約18メートルで、阿字池の奥の高台に建つ(文化庁、岩船寺)。

岩船寺によれば、4月末から5月初めの大型連休と、10月・11月の毎週土日祝には塔の初層が特別公開される。雨天や荒天のときは開扉が中止になる場合がある。

拝観について

岩船寺の拝観時間は、3月から11月が午前8時30分から午後5時、12月から2月が午前9時から午後4時で、年中無休。入山拝観志納料は大人500円、中高生400円、小学生200円(岩船寺)。境内に駐車場はない。

交通はJR関西本線(大和路線)加茂駅から木津川市コミュニティバスで約16分、「岩船寺」下車すぐ。奈良から季節運行のバスもある(岩船寺)。

Q&A

Q岩船寺三重塔はいつ建てられましたか?
A嘉吉2年(1442年)です。解体修理で丸桁から銘文が見つかりました(文化庁、岩船寺)。
Q岩船寺三重塔の高さは?
A約18メートルです(岩船寺)。
Q岩船寺三重塔の内部は見られますか?
A大型連休と10月・11月の土日祝に初層が特別公開されます(岩船寺)。
Q岩船寺三重塔が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A明治32年(1899年)4月5日です。
Q岩船寺三重塔は見学できますか?
A岩船寺は年中無休で、3月から11月は午前8時30分から午後5時まで拝観できます。大人の志納料は500円です(岩船寺)。

基本情報

名称岩船寺三重塔(がんせんじさんじゅうのとう)
所在地京都府木津川市加茂町大字岩船
指定区分重要文化財(建造物)
指定年明治32年(1899年)4月5日指定
員数1基
寸法三間三重塔婆、本瓦葺
所有者岩船寺
公開状況拝観可(有料)

参考文献

岩船寺三重塔(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/2034
岩船寺(公式サイト)
https://gansenji.or.jp/
拝観案内・アクセス(岩船寺)
https://gansenji.or.jp/access.html

最終更新日: 2026.10.07