浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)とは:九体の阿弥陀如来像を一列に安置する、唯一の九体阿弥陀堂

浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)(じょうるりじほんどう(くたいじほんどう))は、京都府木津川市加茂町西小の浄瑠璃寺にある平安時代後期の本堂で、昭和27年(1952年)3月29日に国宝に指定された。

文化庁の記録では、桁行十一間、梁間四間、一重、寄棟造、向拝一間、本瓦葺である。

文化庁によると、嘉承2年(1107年)に新たに堂と仏像を造り、翌年に開眼供養を行った堂を、保元2年(1157年)に池の西岸の現在地に移したものである。

浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)の構成

文化庁の詳細解説によると、組物は隅にだけ舟肘木を用い、勾配の緩い寄棟造、本瓦葺の屋根を載せる。内部は九間に二間の内陣に九間通しの仏壇を構え、九体の阿弥陀如来像を一列に安置して壮観を呈している。

天井は内陣・外陣とも化粧屋根裏で、内陣の大虹梁の上に合掌を組んで化粧棟木を支える単純明快な手法を用い、中央の本尊の上を一段高くして変化をつけている。嘉暦3年(1328年)に修理があり、江戸時代には正面中央に一間の向拝が付け加えられた。

浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)の見どころ

文化庁は、九体の阿弥陀像を安置するためにとくに必要な細長い平面の堂で、当時は数多く造られたが、この本堂は九体阿弥陀堂の唯一の遺構として貴重であるとしている。

木津川市観光協会によると、九体阿弥陀如来坐像は令和5年(2023年)12月に修理が完了し、九体そろった。

浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)の見学方法

木津川市観光協会によると、本堂の拝観の受付は3月から11月が午後4時30分まで、12月から2月が午後3時30分までで、拝観料は中学生以上500円である。

浄瑠璃寺の由緒と拝観の案内は、浄瑠璃寺のグループページにまとめている。

Q&A

Q浄瑠璃寺本堂はいつ国宝に指定されましたか?
A昭和27年(1952年)3月29日に国宝に指定されました。
Q浄瑠璃寺本堂の特徴は?
A九体の阿弥陀如来像を一列に安置する細長い堂で、九体阿弥陀堂の唯一の遺構です。
Q浄瑠璃寺本堂はいつ建てられたのですか?
A嘉承2年(1107年)に造られ、保元2年(1157年)に現在地へ移されました。
Q本堂の大きさは?
A桁行十一間、梁間四間です。
Q九体阿弥陀如来坐像はそろっていますか?
A令和5年(2023年)12月に修理が完了し、九体そろいました。

基本情報

名称浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)(じょうるりじほんどう(くたいじほんどう))
所在地京都府木津川市加茂町西小札場40
指定区分国宝(建造物)
指定年昭和27年(1952年)3月29日指定
員数1棟
寸法桁行十一間、梁間四間、一重、寄棟造、向拝一間、本瓦葺
所有者浄瑠璃寺
公開状況拝観料500円

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/2030
木津川市観光協会「浄瑠璃寺」
https://www.0774.or.jp/148/

最終更新日: 2026.09.30