青葉神社本殿とは

青葉神社本殿は、宮城県仙台市青葉区青葉町にある大正13年(1924年)の神社本殿で、平成31年(2019年)3月29日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「あおばじんじゃほんでん」。

文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺で、建築面積50平方メートル。登録番号は04-159である。

前室の付く三間社流造

青葉神社本殿は、伊達政宗を祀る青葉神社の中心の社殿で、拝殿の背後、透塀に囲まれた区画に建つ(文化庁)。形式は前室の付く三間社流造で、屋根は銅板葺、正面に一間の向拝を付け、四周に縁を廻す。

組物は平三斗とし、庇は大斗肘木とする(文化庁)。青葉神社の公式サイトは、大正13年(1924年)に完成した大きく横長の三間社流造で、伝統的な意匠を巧みに取り入れた建物と紹介している。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、木鼻を幾何学的な意匠にしながら、庇の中央の柱間と向拝の蟇股は中世風にするなど、伝統的な形式や意匠を組み立て直した近代の神社本殿と評価し、「造形の規範となっているもの」として登録した。宮城県も同じ点を挙げ、伝統形式・意匠を巧みに構成し直した近代の神社建築としている。

見どころ

見比べたいのは木鼻と蟇股である(文化庁)。木鼻は直線を組み合わせた幾何学的な形で、近代らしい感覚が出ている。一方、庇の中央の柱間と向拝に置かれた蟇股は中世の形にならい、新旧の意匠が一つの本殿に同居している。

本殿の正面には中門と祝詞舎があり、拝殿・中門・本殿が南北の一直線に並ぶ(文化庁)。中門の蟇股も本殿と意匠をそろえている。

見学について

青葉神社本殿は透塀に囲まれ、参拝は拝殿の前で行う。本殿の外観は透塀越しに見ることになり、塀の内への立ち入りについて公的な案内は確認できなかった。境内への行き方と参拝の条件は青葉神社のページにまとめてある。

Q&A

Q青葉神社本殿はいつ建てられましたか?
A大正13年(1924年)です(文化庁)。
Q青葉神社本殿はどのような形式ですか?
A前室の付く三間社流造で、屋根は銅板葺、正面に一間の向拝を付けます(文化庁)。
Q青葉神社本殿の見どころは?
A幾何学的な意匠の木鼻と、中世風の蟇股が一つの建物に使われている点です(文化庁)。
Q青葉神社本殿は近くで見られますか?
A本殿は透塀に囲まれており、外観は塀越しに見ることになります。
Q青葉神社本殿が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成31年(2019年)3月29日です(文化庁)。

基本情報

名称青葉神社本殿(あおばじんじゃほんでん)
所在地宮城県仙台市青葉区青葉町173他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成31年(2019年)3月29日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、銅板葺、建築面積50㎡
所有者宗教法人青葉神社
公開状況境内は参拝自由(内部の公開情報なし)

参考文献

青葉神社本殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012677
登録有形文化財(建造物)の登録が答申されました(宮城県)
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bunkazai/touroku-kennzoubutu-aoba-endou-hirano.html
由緒(青葉神社公式サイト)
https://aoba-jinja.com/?page_id=150

最終更新日: 2026.10.20