青葉神社旧愛姫社鞘堂とは

青葉神社旧愛姫社鞘堂は、宮城県仙台市青葉区青葉町にある昭和6年(1931年)の鞘堂で、平成31年(2019年)3月29日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「あおばじんじゃきゅうめごひめしゃさやどう」。

文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺で、建築面積6平方メートル。昭和中期に移築・改修された。登録番号は04-164である。

拝殿前の小さな鞘堂

青葉神社旧愛姫社鞘堂は、拝殿の前方に南面して建つ小さな堂である(文化庁)。鞘堂は小さな社殿を雨風から守るために覆う建物で、名称からは、もとは愛姫社の鞘堂であったことがわかる。

桁行2間・梁間1間の入母屋造銅板葺の妻入で、正面に桟唐戸、側面に連子窓を設ける(文化庁)。内部は畳敷で格天井を張る。組物は大斗肘木、妻飾は豕叉首、軒は一軒の疎垂木とする。

建築年は、文化庁の記録では昭和6年(1931年)である。一方、宮城県が答申時に公表した資料では昭和4年(1929年)の建築とされ、資料によって年が異なる。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、小規模ながら拳鼻や肘木に本殿と共通の絵様をもつ上質な建物として、「造形の規範となっているもの」に登録した。宮城県も同じ点を挙げている。

見どころ

拳鼻と肘木に刻まれた絵様(彫り込んだ文様)を、本殿のものと見比べたい(文化庁)。建築面積6平方メートルの小さな堂だが、内部を畳敷・格天井とするなど、つくりは丁寧である。

「愛姫」は「めごひめ」と読み、伊達政宗の正室と同じ名である。ただし愛姫社の祭神や、鞘堂が現在地へ移された経緯について、公的な資料は確認できなかった。

見学について

青葉神社旧愛姫社鞘堂は拝殿の前方にあり、参道から外観を見ることができる。内部の公開について公的な案内は確認できなかった。境内への行き方は青葉神社のページにまとめてある。

Q&A

Q青葉神社旧愛姫社鞘堂はいつ建てられましたか?
A文化庁の記録では昭和6年(1931年)で、昭和中期に移築・改修されています。宮城県の資料は昭和4年(1929年)とします。
Q青葉神社旧愛姫社鞘堂の読み方は?
A「あおばじんじゃきゅうめごひめしゃさやどう」です(文化庁)。
Q鞘堂とは何ですか?
A小さな社殿を雨風から守るために覆う建物です。
Q青葉神社旧愛姫社鞘堂の見どころは?
A拳鼻や肘木に刻まれた、本殿と共通の絵様です(文化庁)。
Q青葉神社旧愛姫社鞘堂が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成31年(2019年)3月29日です(文化庁)。

基本情報

名称青葉神社旧愛姫社鞘堂(あおばじんじゃきゅうめごひめしゃさやどう)
所在地宮城県仙台市青葉区青葉町173他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成31年(2019年)3月29日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、銅板葺、建築面積6㎡、桁行2間・梁間1間
所有者宗教法人青葉神社
公開状況境内は参拝自由(内部の公開情報なし)

参考文献

青葉神社旧愛姫社鞘堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012682
登録有形文化財(建造物)の登録が答申されました(宮城県)
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bunkazai/touroku-kennzoubutu-aoba-endou-hirano.html

最終更新日: 2026.10.20