一條旅舘土蔵とは
一條旅舘土蔵は、宮城県白石市福岡蔵本にある明治前期(1868〜1882年)の敷地の最奥の一段高い位置に建ち、三重の扉を備えた質の高い土蔵で、平成28年(2016年)8月1日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「いちじょうりょかんどぞう」。
文化庁の記録では、木造2階建、鉄板葺で、建築面積は41平方メートル。登録番号は04-0125である。
三重の扉の土蔵
一條旅舘土蔵は、鎌先温泉の一條旅舘の敷地の最も奥、一段高い位置に建つ明治前期(1868〜1882年)の土蔵である(文化庁)。桁行5間、梁間2間半の土蔵造で、屋根は置屋根の鉄板葺とする。
外壁は腰を下見板張、上部を白漆喰塗とする。柱は背面側だけ3尺、ほかは1尺5寸の間隔で建てる。北側の正面に庇を設け、扉を土扉、板戸、格子戸の三重とするなど、質の高い土蔵である(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、この土蔵を「造形の規範となっているもの」に登録した。
見どころ
一條旅舘土蔵では、土扉、板戸、格子戸を重ねた三重の扉と、腰を下見板張とした白漆喰の外壁が見どころである(文化庁)。
見学について
一條旅舘の3棟は合資会社一條旅舘が所有する(文化庁)。2025年6月16日の発表によれば、一條旅舘は約500年前に京都の公家出身の一條家の初代が鎌先で宿を開いたことに始まるとされ、同じ鎌先に新築のリゾートホテル「THE YUKAWA」を2025年9月に開業する予定とされた。登録された3棟の現在の使われ方や見学について、公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- いつ建てられましたか?
- 明治前期(1868〜1882年)です(文化庁)。
- どこに建っていますか?
- 敷地の最も奥の、一段高い位置です(文化庁)。
- 扉の特徴は?
- 土扉、板戸、格子戸の三重です(文化庁)。
- 屋根は?
- 置屋根の鉄板葺です(文化庁)。
- 一條旅舘土蔵が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成28年(2016年)8月1日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 一條旅舘土蔵(いちじょうりょかんどぞう) |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県白石市福岡蔵本字鎌先一番40-1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成28年(2016年)8月1日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、鉄板葺、建築面積41㎡ |
| 所有者 | 合資会社一條旅舘 |
| 公開状況 | 公開の公的な案内なし |
参考文献
- 一條旅舘土蔵(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011038
- 老舗旅館が新たな一歩を踏み出す。新築のリゾートホテル THEYUKAWA 2025年9月グランドオープン(共同通信PRワイヤー、2025年6月16日)
- https://kyodonewsprwire.jp/release/202506160608
最終更新日: 2026.11.07