旧昭和興業製糸場とは

旧昭和興業製糸場は、長野県松本市島立の松本市歴史の里にある大正14年(1925年)頃の製糸場の繰糸所で、令和元年(2019年)9月10日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうしょうわこうぎょうせいしじょう」。

文化庁の記録では、木造平屋建、金属板葺で、建築面積175平方メートル。平成8年(1996年)に現在地へ移築された。登録番号は20-540である。

移築保存された繰糸所

旧昭和興業製糸場は、松本市歴史の里に移築保存された製糸場の繰糸所である(文化庁)。北を正面とする木造平屋建の切妻造・鉄板葺で、東から揚返場、繰糸場を並べ、正面西端の突き出た部分に煮繭場を設ける。

正面と背面には腰の高い位置に連続したガラス窓を並べ、棟全体に越屋根(換気のための小屋根)を通している(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、近代の製糸業の主流であった工場の形式を伝える建物として、「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

腰の高い連続ガラス窓と、棟全体に通した越屋根に注目したい(文化庁)。

見学について

松本市立博物館によれば、松本市歴史の里は「信州の近代」をテーマに移築した歴史的建造物5棟を保存公開しており、開館時間は午前9時から午後5時(最終入館午後4時30分)、観覧料は無料である。休館日は火曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)と年末年始(12月29日〜1月3日)。

Q&A

Q旧昭和興業製糸場はいつ建てられましたか?
A大正14年(1925年)頃で、平成8年(1996年)に移築されました(文化庁)。
Q旧昭和興業製糸場はどこで見られますか?
A松本市島立の松本市歴史の里です(文化庁)。
Q旧昭和興業製糸場の中はどうなっていますか?
A東から揚返場、繰糸場が並び、西端に煮繭場があります(文化庁)。
Q松本市歴史の里の観覧料と休館日は?
A観覧料は無料で、火曜日と年末年始が休館です(松本市立博物館)。
Q旧昭和興業製糸場が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和元年(2019年)9月10日です(文化庁)。

基本情報

名称旧昭和興業製糸場(きゅうしょうわこうぎょうせいしじょう)
所在地長野県松本市大字島立2196-1他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和元年(2019年)9月10日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、金属板葺、建築面積175㎡
所有者松本市
公開状況松本市歴史の里(9:00〜17:00、無料、火曜休)

参考文献

旧昭和興業製糸場(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012903
松本市歴史の里(松本市立博物館)
https://matsu-haku.com/rekishinosato/

最終更新日: 2026.10.16