堀井家住宅粉挽小屋とは
堀井家住宅粉挽小屋は、奈良県桜井市穴師にある江戸末期(1830〜1867年)の水車を動力とした粉挽小屋で、平成16年(2004年)3月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ほりいけじゅうたくこなびきごや」。
文化庁の記録では、木造平屋建、鉄板葺で、建築面積は60平方メートル。登録番号は29-0086である。
主屋の南に建つ作業小屋
堀井家住宅粉挽小屋は、主屋の南の妻側に建つ木造平屋建の小屋で、屋根は切妻造の鉄板葺である(文化庁)。
街路に面した東の妻面に水路を引き込み、そこに据えた水車の動力で、油を絞り、米を搗き、三輪素麺の原材料なども挽いていた(文化庁)。屋敷の中に、ひとつの動力で幾種類もの加工をこなす作業場があったことになる。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、簡素な建物ではあるものの、この地域の人々の生業のありさまを伝える施設であるとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。
見どころ
見どころは、水路を引き込んでいた東の妻面である(文化庁)。水の力を建物に取り込む仕掛けが、この小屋の存在理由そのものだった。
三輪素麺は桜井市の三輪一帯で作られてきた手延べの素麺で、その原料を挽く工程の一端を、この屋敷の小屋が担っていた(文化庁)。住まいの南隣に作業場を置く配置からも、暮らしと仕事の近さがうかがえる。
見学について
粉挽小屋は街路の側に東の妻面を向けて建つ(文化庁)。内部の公開について公的な案内は確認できず、水車が今も残っているかどうかも、公的な資料では確かめられなかった。
Q&A
- 堀井家住宅粉挽小屋はいつ建てられましたか?
- 江戸末期(1830〜1867年)です(文化庁)。
- 堀井家住宅粉挽小屋では何をしていたのですか?
- 水車の動力で油絞りや精米を行い、三輪素麺の原材料なども製粉していました(文化庁)。
- 堀井家住宅粉挽小屋の見どころは?
- 水路を引き込んでいた街路側の東の妻面です(文化庁)。
- 堀井家住宅粉挽小屋の水車は今もありますか?
- 水車が残っているかどうかは、公的な資料では確認できませんでした。
- 堀井家住宅粉挽小屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成16年(2004年)3月2日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 堀井家住宅粉挽小屋(ほりいけじゅうたくこなびきごや) |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県桜井市穴師1-1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成16年(2004年)3月2日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、鉄板葺、建築面積60㎡ |
| 所有者 | 不明(文化庁データベースに記載なし) |
| 公開状況 | 公開の案内なし |
参考文献
- 堀井家住宅粉挽小屋(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004023
- 堀井家住宅粉挽小屋(文化遺産オンライン)
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/183933
- 奈良県内 登録有形文化財の状況(奈良県)
- https://www.pref.nara.lg.jp/documents/25010/20260707102839.pdf
最終更新日: 2026.10.20