中野家住宅主屋(中央1-209)とは

中野家住宅主屋は、滋賀県大津市中央にある明治43年(1910年)の2階建の町家で、平成24年(2012年)8月13日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「なかのけじゅうたくしゅおく」。中央1-208の中野家住宅主屋の隣地に建つもう1棟の主屋で、昭和9年(1934年)と平成元年(1989年)以降に改修を受けている。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積76平方メートル。登録番号は25-0314である。

格子と出格子の表構え

中央1-209の中野家住宅主屋は、通りに西面する2階建の町家で、切妻造の桟瓦葺である(文化庁)。

1階の正面は、北側から順に、潜戸付きの大戸、格子、出格子を並べる(文化庁)。2階は両端の間を漆喰塗りとし、その間をガラス窓にしている。軒は出桁造で、腕木で桁を前へ持ち出して深い軒を支える。

登録有形文化財としての価値

文化庁は中央1-209の中野家住宅主屋について、隣接する中野家住宅とともに町並み景観を形成するとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。1階の格子構えと2階のガラス窓という組み合わせは、明治末から昭和初期にかけての町家の表情を伝える。

見どころ

通りから見て、1階の大戸・格子・出格子の並びと、2階の漆喰とガラス窓の構成を確かめたい(文化庁)。隣の中野家住宅主屋(中央1-208)と並べて見ると、御影石張りと虫籠窓の古い町家と、格子とガラス窓の町家の違いがよくわかる。

見学について

中央1-209の中野家住宅主屋は個人の住まいで、内部の公開について公的な案内は確認できなかった。見学は通りから外観を眺める形になる。撮影の可否についても公的な案内は見当たらない。

Q&A

Q中野家住宅主屋(大津市中央1-209)はいつ建てられましたか?
A明治43年(1910年)の建築で、昭和9年(1934年)と平成元年(1989年)以降に改修を受けています(文化庁)。
Q中野家住宅主屋が2件あるのはなぜですか?
A中央1-208と中央1-209に隣り合う2棟の主屋が、それぞれ登録有形文化財になっているためです(文化庁)。こちらは中央1-209の主屋です。
Q中野家住宅主屋(中央1-209)の見どころは?
A1階の潜戸付きの大戸・格子・出格子、2階の漆喰とガラス窓、出桁造の軒です(文化庁)。
Q中野家住宅主屋(中央1-209)は見学できますか?
A個人の住まいで、内部公開の案内は確認できませんでした。外観は通りから見られます。
Q中野家住宅主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成24年(2012年)8月13日です(文化庁)。

基本情報

名称中野家住宅主屋(なかのけじゅうたくしゅおく)
所在地滋賀県大津市中央1-209
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成24年(2012年)8月13日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積76㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況個人の住宅(公開の案内なし)

参考文献

中野家住宅主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00009316
中野家住宅主屋(文化遺産オンライン)
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/284119

最終更新日: 2026.10.20