藤田佳宏家住宅表門及び土塀とは

藤田佳宏家住宅表門及び土塀は、島根県江津市江津町の江津本町にある明治後期の屋敷の表門と土塀で、平成22年(2010年)1月15日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ふじたよしひろけじゅうたくおもてもんおよびどべい」。

文化庁の記録では、門は木造、瓦葺で間口2.2メートル、石橋付き、塀は木造、瓦葺で延長17メートル。登録番号は32-0107である。

藤田佳宏家住宅表門の組み方

藤田佳宏家住宅表門及び土塀のうち、表門は敷地前面の東寄りに立つ一間の棟門で、屋根は切妻造の桟瓦葺である(文化庁)。

軸部では、独特な形をした肘木と冠木を交差させ、その組み合わせで腕木を支えている(文化庁)。江津市教育委員会の資料によれば、門は漆喰で仕上げ、屋根は石州瓦葺である。

表門には石橋が付いている(文化庁)。敷地の前面を本町川が流れているので、門へは川を渡って入ることになる。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、藤田佳宏家住宅表門及び土塀が、表門と土塀とで風格ある表構えをつくっているとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」の基準で登録した。

主屋が敷地の中央に控えているため、本町川の側から見た藤田佳宏家住宅の正面は、この表門と土塀が担っている。

本町川の護岸に建つ藤田佳宏家住宅の土塀

藤田佳宏家住宅表門及び土塀のうち、土塀は東西に延び、敷地の前面を流れる本町川の護岸の上に建つ(文化庁)。延長は17メートルで、壁体は漆喰塗り、屋根には桟瓦を葺いている。

見どころ

藤田佳宏家住宅表門及び土塀で見ておきたいのは、表門の軸部で肘木と冠木が交差するところである。文化庁が「独特」と書く形の肘木が、腕木を下から受けている。

土塀は川の護岸の上からそのまま立ち上がっており、護岸と漆喰の壁が上下に重なって見える。

見学について

藤田佳宏家住宅表門及び土塀は敷地の前面で本町川に面しており、藤田佳宏家住宅の4件のなかでは外から見やすい位置にある。内部公開の公的な案内は見当たらず、門の内側には立ち入らないようにしたい。撮影も公道から外観を写す程度にとどめたい。

Q&A

Q藤田佳宏家住宅表門の形式は?
A一間の棟門で、切妻造の桟瓦葺です。独特な形の肘木と冠木を交差させて腕木を支えています(文化庁)。
Q藤田佳宏家住宅表門及び土塀の土塀の長さは?
A延長17メートルで、本町川の護岸の上に東西に延びています(文化庁)。
Q藤田佳宏家住宅表門及び土塀はどこから見られますか?
A敷地の前面で本町川に面しており、公道から外観を見ることができます。門の内側には入れません。
Q藤田佳宏家住宅表門及び土塀はどこにありますか?
A島根県江津市江津町286他、江津本町の本町川沿いにあります(文化庁)。
Q藤田佳宏家住宅表門及び土塀が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成22年(2010年)1月15日です(文化庁)。

基本情報

名称藤田佳宏家住宅表門及び土塀(ふじたよしひろけじゅうたくおもてもんおよびどべい)
所在地島根県江津市江津町286他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成22年(2010年)1月15日登録
員数1棟
寸法門:木造、瓦葺、間口2.2m、石橋付/塀:木造、瓦葺、延長17m
所有者文化庁データベースに記載なし
公開状況外観のみ(内部公開の案内なし)

参考文献

藤田佳宏家住宅表門及び土塀(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008057
藤田佳宏家住宅表門及び土塀(文化遺産オンライン)
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/163668
江津市教育委員会社会教育課 平成26年度(2014年度)資料(国登録文化財の一覧)
https://www.city.gotsu.lg.jp/uploaded/attachment/2945.pdf

最終更新日: 2026.11.01