鳴海杻神社とは

鳴海杻神社は、愛知県犬山市羽黒の五条川の南岸に鎮座する神社で、大正6年(1917年)頃に整えられた本殿、祭文殿、拝殿、藩塀、社務所と、元治2年(1865年)の弁天堂の計6件が、令和6年(2024年)3月6日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「なるみてがしじんじゃ」である。

犬山市によれば、延喜式神名帳にも記載のある式内社で、創建は清寧天皇2年(481年)とされるが、詳細は不明である。祭神は遠津山岬多良斯神と高於加美神である。

社殿の配置

文化庁の記録によれば、鳥居の北に藩塀が立ち、その奥に拝殿、祭文殿、本殿が一直線に並ぶ。藩塀は尾張地方独特の目隠し塀である。参道入口の東には社務所、西の湧水池の東岸には弁天堂が建つ。

本殿は大正6年(1917年)、祭文殿、拝殿、藩塀、社務所は同じ頃の建築で、一連の造営で整えられた社殿群とみられる。弁天堂は元治2年(1865年)の建築で、境内最古の堂宇である(文化庁)。藩塀から本殿まで、尾張地方の神社に特有の社殿の並びをまとまって見ることができる。

参拝とアクセス

鳴海杻神社の所在地は犬山市大字羽黒字成海郷109である。参拝や社殿の公開についての公的な案内は見当たらないので、祭礼などに配慮して参拝したい。

参考文献

鳴海杻神社本殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00014839
鳴海杻神社祭文殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00014840
鳴海杻神社藩塀(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00014844
鳴海杻神社(犬山文化遺産ナビ 犬山市)
https://inuyama-tabi.com/point/detail/223/

最終更新日: 2026.10.05

基本情報

名称鳴海杻神社
所在地愛知県犬山市大字羽黒字成海郷109
所有者鳴海杻神社
指定登録有形文化財 6件
座標35.34726, 136.94258