秋田県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 秋田県秋田県に所在する重要文化財。
秋田市大町の旧秋田銀行本店本館は明治45年竣工の煉瓦造二階建。外観は県技師・山口直昭のルネサンス様式、内部は星野男三郎のバロック様式で、平成6年に重要文化財に指定された。赤れんが郷土館として観覧料310円で公開されている。
北秋田市阿仁銀山の旧阿仁鉱山外国人官舎は、明治15年にドイツ人技師のため建てられた煉瓦造平屋建。四周を木造ベランダが巡る洋館で鹿鳴館より早い。平成2年に重要文化財に指定され、阿仁異人館として無料公開されている。
三種町鵜川の大山家住宅は、19世紀中期に建てられた茅葺の厩中門造り農家。上級階層のみに許されたせがい造りや棟に自生させた芝を残し、昭和48年に重要文化財に指定された。見学は事前予約制で、料金はかからない。
佐竹家霊屋は秋田市泉三嶽根の天徳寺本堂の西側に建つ秋田藩主佐竹氏歴代の霊廟で、寛文12年(1672年)建築の国の重要文化財。唐破風造の向拝と前殿を二重に重ねた正面をもち、内外の要所を彫刻や漆、極彩色で豪華に飾っている。
秋田県潟上市の神明社観音堂は、享保19年(1734年)に建てられた一間社入母屋造、こけら葺の堂。正面の向拝に唐破風を構えた小さな堂で、神社の建物として伝わる。厨子1基と棟札2枚もあわせて国の重要文化財に指定されている。
秋田市泉の天徳寺は秋田藩主佐竹家の菩提寺。慶長頃の総門、貞享4年(1687年)再建の茅葺の本堂、宝永6年の山門、文化3年の書院が重要文化財。約10年の保存修理の内容と、見学条件、秋田駅からのバスでの行き方も紹介。
波宇志別神社神楽殿は秋田県横手市大森町八沢木にある室町時代中期の社殿で、重要文化財。修験道に関わる神社の社殿で、全国的にも類例の少ない両流造の形式をもつ。木割が太く簡潔な意匠で、東北地方北部に残る古い様式を伝える。