全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
太田市鳥山中町の今井酒造店の北西寄りに建つ明治41年の土蔵造2階建。桁行12間・梁間5間、建築面積254平方メートルの大きな蔵で、腰はスギ下見板張、上部は漆喰塗籠。酒母と醪の仕込みを担った中核の蔵である。
赤城山南麓に移築された江原本家質庫は、前橋市朝日町にあった明治前期の質蔵。白漆喰に黒漆喰の腰、掛子塗の扉など丁寧なつくりで、令和7年に登録有形文化財となった。現在は文化ホテル清芳山荘の客室として宿泊者に公開されている。
JR前橋駅北口に建つ上毛倉庫の一号棟は、昭和24年の鉄筋コンクリート造平屋。生糸と繭を保管した倉庫会社の営業倉庫で、モルタル壁に鉢巻を廻し土蔵風に見せる。令和7年に駅前の歴史的景観に寄与するものとして登録有形文化財となった。
前橋駅前の上毛倉庫で最も古い煉瓦造のひとつ、三号煉瓦棟は明治29年の建築。四周に胴蛇腹と軒蛇腹を廻し、長い正面にアーチ窓を連ねる。かつて繭や生糸を納めた営業倉庫で、令和7年に造形の規範として登録有形文化財となった。
上毛倉庫の敷地中央に建つ七号棟は、建築面積463平方メートルと群で最大。周囲の煉瓦棟と違い米穀類のための倉庫で、昭和25年の鉄筋コンクリート造。内部は木造トラスを現す一室の土間。令和7年に登録有形文化財となった。
上毛倉庫の敷地東辺に西面して建つ二号煉瓦棟は、三号棟と同じ明治29年の建築。四周に蛇腹を廻し、長い桁行にアーチ窓を連ねる。かつて繭や生糸を納めた営業倉庫で、令和7年に造形の規範として登録有形文化財となった。
大正2年に第10代日銀副総裁木村清四郎の別邸として建てられ、二度の移築を経て赤城山南麓へ。座敷と洋室を備えた近代和風住宅で、令和7年に登録有形文化財となった。現在は文化ホテル清芳山荘の本館として宿泊者に公開されている。
群馬県みどり市大間々町にある岡直三郎商店大間々工場店舗兼主屋は、明治中期建造の木造二階建商家。明治28年の大火を免れ、袖うだつと横長格子窓、煉瓦煙突を残す。2013年に国の登録有形文化財となり、今も醤油の直売店として営業する。
岡直三郎商店大間々工場文庫蔵は、群馬県みどり市大間々町に建つ大正2年築の土蔵造二階建。帳簿を火から守るため掛子塗の扉と安山岩切石基礎で固め、建築面積は44平方メートル。2013年に主屋とともに国の登録有形文化財に登録された。
荻野家住宅北蔵は下仁田町の荻野家住宅で主屋の西に建つ明治38年(1905年)の土蔵造2階建。桁行11メートルと屋敷で最も大きな蔵で、東面に掛子塗の両開戸を吊り、2階にトラスの架構を見せる。2009年に登録。
荻野家住宅主屋は下仁田町中町で旧中山道の脇往還に東面する大正13年(1924年)ごろの木造2階建。起りのある入母屋造妻入の屋根を通りに見せ、2階に床の間と棚を備えた客間を置く。2009年に登録有形文化財となった。
荻野家住宅新蔵は下仁田町の荻野家住宅で敷地の西端に南北棟で建つ昭和前期の土蔵造2階建。屋敷の蔵で唯一の寄棟造で、小屋はトラス組とし、西堀を挟んで旧道に面する敷地背後の景観を整える。2009年に登録有形文化財。
荻野家住宅防火壁は下仁田町の荻野家住宅で主屋の北に接して築かれた大正13年(1924年)ごろの煉瓦造の防火壁。高さ7.3メートルで、主屋前寄りの一部を高くして卯建風に見せる。2009年に登録有形文化財となった。
荻野家住宅店蔵は下仁田町中町の旧脇往還に東面する明治後期の土蔵造2階建の店舗で、主屋と並んで通りに面する。白漆喰の壁にモルタル洗い出しの腰、正面の庇と凝った大棟が特徴で、2009年に登録有形文化財となった。
荻野家住宅南蔵は下仁田町の荻野家住宅で北蔵の南に並ぶ明治24年(1891年)の土蔵造2階建。登録7件で最も古く、切妻造妻入で東面に掛子塗の両開戸を吊り、大梁上の束で棟木を支える。2009年に登録有形文化財。
荻野家住宅物置蔵及び長屋は下仁田町の荻野家住宅の南辺に建つ明治後期の木造の物置蔵と長屋。南側の殿小路に腰をモルタル洗い出しとした白漆喰の壁を連ね、重厚な屋敷構えをつくる。2009年に登録有形文化財となった。
群馬県太田市新田溜池町、旧溜池村名主の片山家の屋敷で、長屋門から主屋土間へ向かう通路の東に建つ大正初期の井戸屋。藪塚石の基壇に切妻造桟瓦葺の覆屋を架け、井戸側は藪塚石を円筒に積み、上部に花崗石の井桁を組む。
群馬県太田市新田溜池町、旧溜池村名主の片山家の屋敷北西隅に建つ明治18年(1885年)頃の道具蔵。土蔵造2階建で、切妻造桟瓦葺の置屋根を載せ、南面に土庇の蔵前をとり、戸口と窓に漆喰塗の観音扉を建て込む。
群馬県太田市新田溜池町、旧溜池村名主の片山家の屋敷で、主屋の東に建つ大正初期の屋外便所。藪塚石を基礎とした切妻造桟瓦葺の細長い平屋で、半畳規模の室を4つ並べ中央2室を大便所とする。上層農家の屋敷構えの一要素。
群馬県太田市新田溜池町、旧溜池村名主の片山家の母屋。明治6年(1873年)頃の切妻造2階建で、三方に下屋を廻し、正面に式台玄関、屋根に養蚕のためのケブダシを上げる。上層養蚕農家の好例として登録された。