全国の登録有形文化財
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新潟県佐渡市竹田の世尊寺表門。境内北隅の参道入口で道路に面する一間の腕木門で、明治の『越佐寶鑑』の絵図と部材の風化から1800年前後の建築と推測される。太い柱で重厚な景観をつくり、平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市竹田の世尊寺家財蔵。天保2年に建てられ明治20年に現在地へ移された、境内中央に建つ木造2階建の蔵で、正面を漆喰、側面を下見板張とし、2階の窓を鳥居形の漆喰額縁で飾る。平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市竹田の世尊寺書院。本堂の西北隅に廊下でつながる明治後期の書院で、黄鳥・桔梗・萩・鷹の和室4室をほぼ田の字に配し、鷹の間に2間幅の床の間を設ける。屋根を高く構えた意匠で、平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市竹田の世尊寺宝蔵。境内南端の高台に建つ江戸末期の土蔵造の蔵で、置屋根を載せ、妻入の正面に木鼻付絵様虹梁を通す。建築面積14平方メートルと小さいが扉まわりの漆喰彫刻が華やかで、平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市竹田の世尊寺本堂。明治25年に起工し明治40年に竣工した日蓮宗の大型本堂で、桁行17.5メートル、梁間15.5メートルの身舎の両側に下屋が付き、建築面積は301平方メートル。平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県胎内市の善良寺庫裏は天明5年(1785年)建築で、本堂より9年古い境内最古の建物である。控間付の書院から小書院・大書院へ連なる座敷構成が評価され、平成30年11月に国の登録有形文化財に登録された。
新潟県胎内市の善良寺本堂は寛政6年(1794年)建立の真宗本堂で、平成30年に国の登録有形文化財に登録された。向拝虹梁木鼻の龍彫刻と正面中備の大ぶりな蟇股が見どころで、下越の江戸後期本堂の好例とされる。
新潟県村上市大町の和菓子店、早撰堂菓子店の主屋。明治26年(1893年)建築の木造2階建の町家で、桁行3間・梁間10間。一階にミセとチャノマを並べ、二階はチャノマの上を吹抜けとする。棟梁は増田寅吉。2005年登録。
新潟県村上市大町の早撰堂菓子店の敷地西南隅に建つ明治20年(1887年)の土蔵。土蔵造2階建、切妻造桟瓦葺妻入の置屋根で、鉢巻などを黒漆喰、扉を掛子塗とする。棟梁は主屋と同じ増田寅吉。2005年登録。
新潟県胎内市の大輪寺経蔵は、安政4年(1857年)建立の置屋根形式の小さな土蔵造。正面向拝の海老虹梁に葡萄と栗鼠を丸彫りし、内部の仏壇回りには雲龍を配して、江戸末期の装飾の好みを小ぶりな一棟に凝縮して見せる。
新潟県胎内市の大輪寺庫裏は、本堂の東に接続する大正9年(1920年)建立の近代禅院庫裏。軒唐破風付の表玄関を構え、二列の室に天井の高い西列と二階の衆寮、十六畳大の飯台座を容れて、禅寺の暮らしを支えてきた。
新潟県胎内市の大輪寺山門は、文久3年(1863年)建立で扉を持たない鐘楼門。尾垂木付二手先を組み、中備や頭貫の各所に彫刻を施す。上層には人間国宝・香取正彦作と伝わる梵鐘を吊り、参道はその下を抜ける。
新潟県胎内市の大輪寺総門は、嘉永5年頃の建立で旧米沢街道に面する四脚門。石積基壇の上に本柱を円柱、控柱を角柱として立て、瓦棒銅板葺の切妻を架ける。山門・本堂と一直線に並び、境内の中軸を成す。
新潟県胎内市の大輪寺土蔵は、隣地で鍛冶を営んだ三國家の蔵を昭和61年に曳家したもの。昭和3年の建築で、腰は海鼠壁、水切りは黒漆喰として白黒を対比させ、小庇には長寿を寿ぐ鶴亀の鏝絵を付ける。
新潟県胎内市の大輪寺本堂は、天保9年の火災と戊辰戦争の戦火で二度焼け、明治16年に再建された六間取の方丈形式。簡明な造りの中で、要所に彫刻欄間を嵌め、須弥壇回りだけを円柱と出組で荘厳する。
上越市寺町の高田別院鐘楼は、文化3年(1806年)建築、2006年改修の1間四方の吹放ちの鐘楼。切込接の基壇、粽付の丸柱、二手先の詰組と彫刻欄間を備える。天明3年の梵鐘は戦時の供出後に戻ったと伝わる。
上越市寺町の高田別院大門は、文政10年(1827年)の三間三戸八脚門。禅宗様の三手先組物が入母屋造の大屋根を支え、欅の素木に中国の故事や十二支の彫刻と地紋彫を施す。造形の規範として平成27年(2015年)に登録。
上越市寺町の高田別院塀は、大門と同じ文政10年(1827年)の塀。門の左右に28mずつ延びて直角に折れ、表は5本の定規筋を引いた築地塀風の白壁、裏は竪板張とする。大門とともに別院の寺格を示す。2015年登録。
上越市寺町の高田別院本堂は、昭和33年(1958年)の焼失後、翌1959年に鉄筋コンクリート造で再建された本堂。当時「印度風」と呼ばれたヴォールト屋根と尖塔飾り、柱のない畳敷の外陣が特徴。2015年登録。
新潟県上越市の髙橋あめや主屋は、明治8年(1875年)に北国街道に面して建てられた切妻造平入の町家。正面の雁木と2階の格子窓に雪国の商家の表構えをよく残し、寛永元年(1624年)創業の飴屋の店として今も使われている。