大洲城三の丸南隅櫓とは
大洲城三の丸南隅櫓は、愛媛県大洲市大洲にある明和3年(1766年)の城の隅櫓で、昭和32年(1957年)6月18日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「おおずじょうさんのまるみなみすみやぐら」。
文化庁の記録では、二重二階櫓、本瓦葺で、棟札1枚が附として指定されている。指定番号は01417である。
外堀の南隅に建つ櫓
大洲城三の丸南隅櫓は、三の丸の外堀の南隅に位置し、現存する大洲城の櫓のなかで最も古い(大洲市)。創建年代は不明だが、享保7年(1722年)の火災で焼失し、44年後の明和3年(1766年)に再建された。
要所には栂を、柱には松を使っている(大洲市)。藩の財政難を反映して費用を切り詰めて再建されたことが、棟札から読み取れる。
重要文化財としての価値
文化庁は、明和3年(1766年)の二重二階櫓を、棟札1枚とあわせて重要文化財に指定している。大洲市によれば、内部の太鼓壁と呼ばれる厚い壁には竹筒を埋め込み、外からは見えないよう壁土で覆った隠狭間を設けている。
見どころ
外堀の隅に立つ二重の櫓の姿と、太鼓壁に仕込まれた隠狭間が見どころである(大洲市)。本丸の台所櫓・高欄櫓などとは別に指定された櫓である(文化庁)。
見学について
三の丸の南隅にあり、本丸からは離れている(大洲市)。内部の公開について公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 大洲城三の丸南隅櫓はいつ建てられましたか?
- 明和3年(1766年)の再建です(文化庁、大洲市)。
- 三の丸南隅櫓は大洲城でいちばん古い櫓ですか?
- はい。現存する大洲城の櫓のなかで最も古いとされます(大洲市)。
- 三の丸南隅櫓の見どころは?
- 太鼓壁に竹筒を埋め込み、壁土で覆った隠狭間です(大洲市)。
- 三の丸南隅櫓はどこにありますか?
- 大洲城の三の丸の外堀の南隅にあります(大洲市)。
- 大洲城三の丸南隅櫓が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 昭和32年(1957年)6月18日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 大洲城三の丸南隅櫓(おおずじょうさんのまるみなみすみやぐら) |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県大洲市大洲 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 昭和32年(1957年)6月18日指定 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 二重二階櫓、本瓦葺 |
| 所有者 | 文化庁データベースに記載なし |
| 公開状況 | 内部公開の公的な案内なし |
参考文献
- 大洲城三の丸南隅櫓(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/3379
- 大洲市文化財探訪① 大洲城(大洲市)
- https://www.city.ozu.ehime.jp/bunkazaitanbou/pdf/ozu_jp.pdf
最終更新日: 2026.10.19