福井県・昭和
Shōwa福井県 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福井県永平寺町の深山幽谷に佇む曹洞宗大本山・永平寺。1244年に道元禅師が開創したこの禅の聖地には、山門・仏殿・法堂・僧堂をはじめとする19棟の重要文化財建造物が建ち並び、約800年にわたる禅宗建築の粋を今に伝えています。約100名の修行僧が今も日々厳しい修行に励む生きた修行道場で、坐禅体験や宿泊参禅も可能です。
福井県敦賀市の旧大和田銀行本店本館は、昭和2年竣工の鉄骨煉瓦造3階建。京都帝国大学の永瀬狂三が設計し、食堂や講堂など市民のための施設を備えた。北陸初とされるエレベーターや大金庫が残り、現在は敦賀市立博物館として公開されている。
岩野平三郎製紙所の登録建物で最小、昭和31年(1956)の旧大工小屋。和紙出荷用の梱包木箱を作った作業場で、束立の和小屋を現す。原料から出荷まで残す工房の全工程を伝える登録有形文化財。
昭和24年(1949)建築の岩野平三郎製紙所コグラ。土蔵造二階建で、もとは大判和紙の乾燥場。約5.4メートル四方の岡大紙を生んだ工房の、大きな紙を扱う場を伝える登録有形文化財である。
昭和27年(1952)建築の岩野平三郎製紙所煮釜場。楮・三椏・雁皮・麻を煮沸洗浄する紙づくりの起点で、片流れ鉄板葺・段差のある床が地形に応える。工程を建物で示す工房群の登録有形文化財。
昭和28年(1953)建築の岩野平三郎製紙所張り場及び乾燥場。東側はトラスで柱のない大部屋とし、搾った紙を板に張って乾かし仕上げた。保管・出荷前の最後の製造工程を担う登録有形文化財である。
昭和28年(1953)建築の岩野平三郎製紙所ビーター場。キングポストトラスを現した大空間に横長の連続窓が光を導き、繊維を叩き解して均一な料をつくった。抄紙以前の工程を示す登録有形文化財。
福井県高浜町に残る旧京都電燈株式会社高浜営業店は、1931年築の国登録有形文化財です。左右対称のファサード、半円アーチ窓、ベージュ色のモルタル装飾が美しい木造2階建ての洋風建築で、日本の電化時代の歴史を今に伝えています。現在は地域のまちづくり拠点として活用されています。
福井県敦賀市の敦賀港中央に建つ昭和8年竣工の鉄筋コンクリート造倉庫群。国際様式の影響を受けた先進的な壁面デザインやスペイン瓦の装飾で「モダン倉庫」と呼ばれ、国登録有形文化財に登録されています。敦賀港の近代化と国際貿易の歴史を今に伝える産業遺産です。
福井県小浜市に佇む旧中名田郵便局は、昭和11年頃に建てられた下見板張りの洋風木造建築。2021年に国登録有形文化財に登録され、コミュニティカフェ「金四郎」として地域の憩いの場に生まれ変わりました。
明治の煉瓦隧道群のなかで異彩を放つ近代の一作。昭和28年(1953年)の山中ロックシェッドは、我が国最初期のプレストレストコンクリート造構造物で、荷重の流れを率直に見せる落石覆工として築かれた。
福井県越前市の料亭旅館寿屋の庭園に佇む国登録有形文化財「対碧亭」。約450年前に朝倉義景ら戦国武将に愛された茶室を、明治創業の老舗旅館で体験できます。
福井県勝山市北谷町の谷集落に建つ谷集会場は、1953年建築の木造2階建ての登録有形文化財です。牛首街道沿いの高台に西面して建ち、半切妻造の屋根と下見板張りの外壁、縦長窓や鎧窓をあしらった洒落た意匠が特徴的な集落のランドマークです。
福井県若狭町に建つ鳥浜酒造煙突は、昭和前期に建造された高さ13メートルの煉瓦造煙突です。イギリス積みの堅牢な構造で、地中の煙道を通じて醸造所の蒸釜と接続されています。2011年に国登録有形文化財に登録され、三方五湖のほとりで100年以上続く酒蔵の象徴として地域に親しまれています。