福井県・昭和
Shōwa福井県 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
永平寺は、福井県吉田郡永平寺町にある、道元が寛元2年に開いた曹洞宗の大本山で、山門や仏殿、法堂など15棟が令和元年に重要文化財に指定された。近世から昭和初期の堂舎が廻廊で結ばれ、禅宗伽藍の規範とされる。
旧大和田銀行本店本館は福井県敦賀市相生町にある昭和2年(1927年)の鉄骨煉瓦造3階建の銀行建築で、重要文化財。食堂や集会室など市民のための機能を備えた銀行として計画され、現在は敦賀市立博物館として公開されている。
愛山荘石蔵は福井県越前市の愛山荘で敷地の最も南に建つ昭和11年(1936年)の石造2階建。地元の笏谷石を積み、扉口と窓を鉄扉とし、小屋組に鉄製トラス梁を入れる。平成29年(2017年)に登録を受けた。
愛山荘蔵座敷は福井県越前市の愛山荘で主屋と渡り廊下でつながる昭和3年(1928年)の土蔵造2階建。モルタル洗い出しの外壁と渦の絵様の鋼製持送り、檜の座敷をもち、平成29年(2017年)に登録を受けた。
愛山荘茶室は福井県越前市の愛山荘で蔵座敷の東に建つ昭和3年(1928年)頃の四畳半の茶室。良材に節付きの丸太や皮付きの赤松、竹を取り合わせ、大きな障子窓で明るく開く。平成29年(2017年)に登録された。
愛山荘待合は福井県越前市の愛山荘で茶室の南西に置かれた昭和3年(1928年)頃の腰掛待合。桁行3.0メートルの小建築で、招屋根と下地窓をもち、庭への眺めに向きを振る。平成29年(2017年)に登録された。
岩野平三郎製紙所の登録建物で最小、昭和31年(1956)の旧大工小屋。和紙出荷用の梱包木箱を作った作業場で、束立の和小屋を現す。原料から出荷まで残す工房の全工程を伝える登録有形文化財。
昭和24年(1949)建築の岩野平三郎製紙所コグラ。土蔵造二階建で、もとは大判和紙の乾燥場。約5.4メートル四方の岡大紙を生んだ工房の、大きな紙を扱う場を伝える登録有形文化財である。
昭和27年(1952)建築の岩野平三郎製紙所煮釜場。楮・三椏・雁皮・麻を煮沸洗浄する紙づくりの起点で、片流れ鉄板葺・段差のある床が地形に応える。工程を建物で示す工房群の登録有形文化財。
昭和28年(1953)建築の岩野平三郎製紙所張り場及び乾燥場。東側はトラスで柱のない大部屋とし、搾った紙を板に張って乾かし仕上げた。保管・出荷前の最後の製造工程を担う登録有形文化財である。
昭和28年(1953)建築の岩野平三郎製紙所ビーター場。キングポストトラスを現した大空間に横長の連続窓が光を導き、繊維を叩き解して均一な料をつくった。抄紙以前の工程を示す登録有形文化財。
えちぜん鉄道勝山駅ホーム待合所は、駅舎から線路を挟んだ反対側のホームに建つ昭和初期の木造平屋。建築面積は30平方メートル。線路側を吹放ちとし、束立の和小屋が下から見える。2004年に駅本屋とともに登録有形文化財となった。
えちぜん鉄道志比堺駅本屋は、昭和12年頃に現在地へ移して建てられた木造平屋の駅舎。鉄板葺の屋根を線路側へ葺き降ろし、入口の庇と改札口カウンターの持送りだけに装飾を置く。集落を見下ろす高台に立つ無人駅である。
えちぜん鉄道本荘駅本屋は、昭和3年12月の三国芦原電気鉄道の開業時に建てられた木造平屋の駅舎。正面の北側に半切妻屋根の車寄せを設け、入口妻面の装飾と待合室カウンターの金属製の持送りが当初のまま残っている。
えちぜん鉄道松岡駅本屋は、昭和8年頃に建てられた2代目の駅舎。急勾配の半切妻屋根と妻の上部に開く円形窓、レールを加工した柱が目を引き、待合室と役務室には当時の面影が残る。いまも有人駅として使われている。
えちぜん鉄道鷲塚針原駅本屋は、昭和3年に三国芦原電気鉄道が建てた木造平屋の駅舎。車寄せやホーム上屋の柱にレールを加工して用い、昭和23年の福井地震でも倒壊を免れたと伝えられる。福井市と坂井市の境に立つ無人駅である。
旧京都電燈株式会社高浜営業店は福井県大飯郡高浜町宮崎の道路沿いに建つ昭和6年(1931年)の木造2階建の営業所で、登録有形文化財。ベージュ色のモルタル仕上げで、2階のバルコニーと半円アーチの窓で左右対称を強調した正面をもつ。
旧敦賀倉庫株式会社新港第一号・第二号・第三号倉庫は福井県敦賀市の敦賀港の中央に建つ昭和8年(1933年)の鉄筋コンクリート造平屋建の倉庫で、登録有形文化財。庇で水平線を強調し、国際様式の影響を見せる。
旧中名田郵便局は福井県小浜市下田にある昭和11年(1936年)頃の木造2階建の郵便局舎で、登録有形文化財。寄棟造の局舎にペンキ塗りの下見板張りの外壁と切妻造の玄関を備え、昭和初期の地方局舎の様相を示す。
旧根岸家住宅表門は福井県越前市岩本町の屋敷の正面に立つ昭和前期の木造の門。水路に架かる橋の先で通りに面し、間口3.9メートルの切妻造桟瓦葺。北側に便所を付け、前後に張り出した腕木で軒を支える。登録有形文化財。