岐阜県の重要無形民俗文化財
岐阜県 · 重要無形民俗文化財
岐阜県郡上市明宝寒水に伝わる「寒水の掛踊」は、毎年9月、寒水白山神社の例祭で奉納される風流の太鼓踊です。3.6メートルのシナイを背負った拍子打ちを中心に、村人約100人が31の役柄に扮し、三百年の歴史を今に伝えます。令和3年に国の重要無形民俗文化財に指定され、翌年にはユネスコ無形文化遺産「風流踊」の一つとしても登録された、生きた民俗芸能の魅力をご紹介します。
岐阜県下呂市の森水無八幡神社で毎年2月7日から14日まで斎行される国指定重要無形民俗文化財の祭り。約500年前から続くと伝わり、踊り子が色鮮やかな花笠を冠って中世の田遊びを舞う「花笠まつり」の通称でも親しまれています。クライマックスの「笠奪い」では、寄進笠や赤白団子が観衆に向けて投げ入れられ、手にした者は一年を幸せに過ごせると伝えられています。
岐阜県郡上市の長滝白山神社で毎年1月6日に奉納される国指定重要無形民俗文化財「長滝の延年」。平安・鎌倉期の寺院芸能の古風を今に伝え、舞の途中で天井から吊るされた花笠を奪い合う「花奪い」と呼ばれる勇壮な儀式へと転じます。静と動が交わる六日祭の見どころとアクセス情報をご紹介します。
岐阜県本巣市根尾能郷の能郷白山神社で、毎年4月13日に奉納される神事芸能「能郷の能・狂言」。観世・宝生など現在の五流が成立する以前の古い能の姿を、地区16戸の猿楽衆が口伝で代々伝えてきた稀有な伝統です。1976年に国の重要無形民俗文化財に指定。室町時代の面や装束、地謡が詞章すべてを担う独特の様式、足拍子を踏む素朴な舞振りなど、能楽史を知るうえで欠かせない貴重な文化遺産を、年に一度だけ間近に体験できる旅をご案内します。
岐阜県本巣市に300年以上伝わる重要無形民俗文化財「真桑人形浄瑠璃」。元禄期に真桑用水の紛争を解決した福田源七郎の遺徳を偲ぶことから始まり、明治5年建立の専用舞台で今も春の物部神社祭礼に奉納上演されています。文楽の影響を受ける前の古い伝承を伝える、地域に根ざした人形芝居の魅力をご紹介します。