旧北炭夕張炭鉱天龍坑資材斜坑坑口とは

旧北炭夕張炭鉱天龍坑資材斜坑坑口は、北海道夕張市高松にある明治33年(1900年)の「天龍坑」と刻んだ扁額を掲げる煉瓦造の斜坑の坑口で、平成18年(2006年)10月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうほくたんゆうばりたんこうてんりゅうこうしざいしゃこうこうぐち」。

「天龍坑」の扁額を掲げる煉瓦造の坑口
「天龍坑」の扁額を掲げる煉瓦造の坑口Yauchi / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、煉瓦造の坑口で、幅7.2メートル。登録番号は01-0072である。

扁額を掲げる煉瓦の坑口

旧北炭夕張炭鉱天龍坑資材斜坑坑口は、人車斜坑坑口の東にある明治33年(1900年)の煉瓦造の坑口である(文化庁)。煉瓦5枚厚、スパン4メートルの半円アーチを築き、壁面にはピラスターやコーニスを付け、「天龍坑」と陰刻した扁額を掲げる。

人車斜坑坑口とともに、北炭夕張鉱業所の管内で最大級の採炭量を誇った第二鉱区を代表する遺構の一つである(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この坑口を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

天龍坑資材斜坑坑口では、「天龍坑」と陰刻した扁額と、ピラスターやコーニスを付けた煉瓦の壁面が見どころである(文化庁)。

見学について

所有者は文化庁の記録に記載がない。模擬坑道と天龍坑の坑口は夕張市石炭博物館の敷地にあり、公式サイト(2026年11月確認)によれば、模擬坑道の出口に実際の天龍坑の坑口が残る。博物館は2026年11月4日から2027年4月下旬まで冬期休館である。北海道観光公式サイトでは、開館時間は10時〜17時(4〜9月)、10時〜16時(10月〜)、火曜休館、有料とされる。

Q&A

Qいつ造られましたか?
A明治33年(1900年)です(文化庁)。
Q扁額には何と刻まれていますか?
A「天龍坑」です(文化庁)。
Qアーチの大きさは?
A煉瓦5枚厚、スパン4メートルの半円アーチです(文化庁)。
Qどんな鉱区の遺構ですか?
A北炭夕張鉱業所の管内で最大級の採炭量を誇った第二鉱区です(文化庁)。
Q旧北炭夕張炭鉱天龍坑資材斜坑坑口が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)10月18日です(文化庁)。

基本情報

名称旧北炭夕張炭鉱天龍坑資材斜坑坑口(きゅうほくたんゆうばりたんこうてんりゅうこうしざいしゃこうこうぐち)
所在地北海道夕張市高松
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)10月18日登録
員数1棟
寸法煉瓦造、幅7.2m
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

旧北炭夕張炭鉱天龍坑資材斜坑坑口(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005705
夕張市石炭博物館(公式サイト、2026年11月確認)
https://www.coal-yubari.jp/
夕張市石炭博物館(北海道観光公式サイト)
https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_13057.html
夕張再生の象徴 石炭博物館の模擬坑道、火災のショック乗り越え7年ぶり一般公開(北海道新聞、2025年4月30日)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1154360/

最終更新日: 2026.11.07