旧北炭夕張炭鉱模擬坑道とは

旧北炭夕張炭鉱模擬坑道は、北海道夕張市高松にある明治後期(1890年代〜1911年)、昭和初期増築の天龍坑の補助坑道を利用し、見学と鉱員の養成のために整えた煉瓦の坑道で、平成18年(2006年)10月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうほくたんゆうばりたんこうもぎこうどう」。

文化庁の記録では、煉瓦造及びコンクリート造の坑道で、延長180メートル、補強の鉄骨が付く。登録番号は01-0073である。

見学と養成のための坑道

旧北炭夕張炭鉱模擬坑道は、資材斜坑坑口の約40メートル東にある明治後期の坑道で、昭和初期に増築された(文化庁)。天龍坑の補助的な坑道の一部を利用し、見学用と鉱員の養成用に整備した施設である。

斜坑と水平坑道を組み合わせた延長180メートルの煉瓦造アーチの坑道を、古レールを用いて一部補強しており、いまも公開施設として使われている(文化庁)。北海道新聞(2025年4月30日)によれば、2019年4月18日の火災の後、2025年4月19日に一般公開が再開された。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この坑道を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

模擬坑道では、斜坑と水平坑道を組み合わせた煉瓦造アーチの坑道と、古レールによる補強が見どころである(文化庁)。

見学について

所有者は文化庁の記録に記載がない。模擬坑道と天龍坑の坑口は夕張市石炭博物館の敷地にあり、公式サイト(2026年11月確認)によれば、模擬坑道の出口に実際の天龍坑の坑口が残る。博物館は2026年11月4日から2027年4月下旬まで冬期休館である。北海道観光公式サイトでは、開館時間は10時〜17時(4〜9月)、10時〜16時(10月〜)、火曜休館、有料とされる。

Q&A

Qいつ造られましたか?
A明治後期で、昭和初期に増築されました(文化庁)。
Q何のための坑道ですか?
A見学用と鉱員の養成用です(文化庁)。
Q長さは?
A延長180メートルです(文化庁)。
Qいま見学できますか?
A2019年の火災の後、2025年4月に一般公開が再開されました(北海道新聞)。冬期は博物館が休館します(公式サイト)。
Q旧北炭夕張炭鉱模擬坑道が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)10月18日です(文化庁)。

基本情報

名称旧北炭夕張炭鉱模擬坑道(きゅうほくたんゆうばりたんこうもぎこうどう)
所在地北海道夕張市高松
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)10月18日登録
員数1棟
寸法煉瓦造及びコンクリート造、延長180m、補強鉄骨付
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

旧北炭夕張炭鉱模擬坑道(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005707
夕張市石炭博物館(公式サイト、2026年11月確認)
https://www.coal-yubari.jp/
夕張市石炭博物館(北海道観光公式サイト)
https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_13057.html
夕張再生の象徴 石炭博物館の模擬坑道、火災のショック乗り越え7年ぶり一般公開(北海道新聞、2025年4月30日)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1154360/

最終更新日: 2026.11.07