旧北炭夕張炭鉱天龍坑人車斜坑坑口とは

旧北炭夕張炭鉱天龍坑人車斜坑坑口は、北海道夕張市高松にある明治33年(1900年)の錐形の石の要石を据え、左右に翼部を張り出した堂々たる煉瓦造の坑口で、平成18年(2006年)10月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうほくたんゆうばりたんこうてんりゅうこうじんしゃしゃこうこうぐち」。

文化庁の記録では、煉瓦造の坑口で、幅11メートル。登録番号は01-0071である。

翼部を張り出す坑口

旧北炭夕張炭鉱天龍坑人車斜坑坑口は、高松跨線橋の約65メートル北にある明治33年(1900年)の煉瓦造の坑口で、当初は第三斜坑と呼ばれた煉瓦造の斜坑の坑口の一つである(文化庁)。

錐形に盛り上げた石材を要石に用いて、煉瓦4枚厚、スパン2.5メートルの半円アーチを築く。ピラスターやコーニスを付けた壁面の左右に翼部を張り出す、堂々とした構えである(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この坑口を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

天龍坑人車斜坑坑口では、錐形に盛り上げた石の要石と、壁面の左右に張り出した翼部が見どころである(文化庁)。

見学について

所有者は文化庁の記録に記載がない。模擬坑道と天龍坑の坑口は夕張市石炭博物館の敷地にあり、公式サイト(2026年11月確認)によれば、模擬坑道の出口に実際の天龍坑の坑口が残る。博物館は2026年11月4日から2027年4月下旬まで冬期休館である。北海道観光公式サイトでは、開館時間は10時〜17時(4〜9月)、10時〜16時(10月〜)、火曜休館、有料とされる。

Q&A

Qいつ造られましたか?
A明治33年(1900年)です(文化庁)。
Q当初の名前は?
A第三斜坑と呼ばれた斜坑の坑口の一つです(文化庁)。
Q要石の特徴は?
A錐形に盛り上げた石材を用います(文化庁)。
Qどこにありますか?
A高松跨線橋の約65メートル北です(文化庁)。
Q旧北炭夕張炭鉱天龍坑人車斜坑坑口が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)10月18日です(文化庁)。

基本情報

名称旧北炭夕張炭鉱天龍坑人車斜坑坑口(きゅうほくたんゆうばりたんこうてんりゅうこうじんしゃしゃこうこうぐち)
所在地北海道夕張市高松
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)10月18日登録
員数1棟
寸法煉瓦造、幅11m
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

旧北炭夕張炭鉱天龍坑人車斜坑坑口(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005704
夕張市石炭博物館(公式サイト、2026年11月確認)
https://www.coal-yubari.jp/
夕張市石炭博物館(北海道観光公式サイト)
https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_13057.html
夕張再生の象徴 石炭博物館の模擬坑道、火災のショック乗り越え7年ぶり一般公開(北海道新聞、2025年4月30日)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1154360/

最終更新日: 2026.11.07