一乗寺護法堂とは:丘の上の鎌倉後期の社殿
一乗寺護法堂は、兵庫県加西市坂本町の一乗寺にある鎌倉時代後期(1275〜1332年)の社殿で、大正2年(1913年)に国の重要文化財に指定された。
文化庁の記録によると、一乗寺護法堂は一間社隅木入春日造、檜皮葺である。加西市によると、本堂の後方、石段を登った丘の上に建つ。
指定の理由:鎌倉後期にさかのぼる小社殿
加西市によると、護法堂とは仏法と行者を守護する毘沙門天をまつる堂である。一乗寺護法堂は一間社で、身舎の側面も一間という小規模な建物である。
組物は出組で軒支輪が付き、蟇股や木鼻など細部の様式から、建立は鎌倉時代後期にさかのぼると推定されている。加西市は指定の日を大正2年(1913年)4月14日と昭和25年(1950年)8月29日の二つとしている。
一乗寺護法堂の見どころ
一乗寺護法堂は、正面の軒を斜めに隅木で受ける隅木入春日造という形式をとる。小さな社殿ながら、出組の組物と軒支輪、蟇股など細部の彫刻に鎌倉時代の様式が見られる。
丘の麓の弁天堂は同じ隅木入春日造で、加西市は建物全体が護法堂と似通うとしている。両者を見比べたい。
一乗寺護法堂の見学について
一乗寺の拝観時間は午前8時から午後5時、拝観料は500円(西国三十三所札所会による)。交通と宝物館の予約方法は、一乗寺のページにまとめてある。護法堂へは本堂の後方から石段を登る。
Q&A
- 一乗寺護法堂とは何をまつる堂ですか?
- 加西市によると、仏法と行者を守護する毘沙門天をまつる堂です。
- 一乗寺護法堂はいつ建てられましたか?
- 細部の様式から鎌倉時代後期にさかのぼると推定されています。
- 一乗寺護法堂の建築形式は?
- 一間社隅木入春日造、檜皮葺の小規模な社殿です。
- 一乗寺護法堂はどこにありますか?
- 一乗寺の本堂の後方、石段を登った丘の上に建っています。
- 一乗寺護法堂はいつ重要文化財になりましたか?
- 大正2年(1913年)4月14日に指定されました。
基本情報
| 名称 | 一乗寺護法堂(いちじょうじごほうどう) |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県加西市坂本町821-17 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 大正2年(1913年)4月14日指定 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 一間社隅木入春日造、檜皮葺 |
| 所有者 | 一乗寺 |
| 公開状況 | 境内で拝観可(午前8時から午後5時、500円) |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「一乗寺護法堂」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/2391
- 加西市「国指定文化財 一乗寺護法堂」
- https://www.city.kasai.hyogo.jp/soshiki/34/1688.html
- 西国三十三所札所会「第二十六番 一乗寺」
- https://saikoku33.gr.jp/place/26
最終更新日: 2026.09.27