JR善通寺駅跨線橋とは

JR善通寺駅跨線橋は、香川県善通寺市文京町のJR善通寺駅で1番・2番ホームの北端を結ぶ、大正11年(1922年)頃に建てられた鉄骨造の跨線橋で、平成14年(2002年)6月25日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「じぇいあーるぜんつうじえきこせんきょう」(文化庁)。

文化庁の記録では、鉄骨造、橋長16メートル、幅員3.1メートルで、登録番号は37-0093、所有者は四国旅客鉄道株式会社である。

古レールで組んだ跨線橋

善通寺市観光協会によれば、善通寺駅は明治22年(1889年)5月に讃岐鉄道の駅として開業した。琴平・多度津・丸亀を結ぶ約15.5キロメートルの鉄道は、善通寺や金刀比羅宮への参拝客が多く「巡拝鉄道」とも呼ばれた。明治39年(1906年)に国に買収され、大正11年(1922年)秋の陸軍大演習に合わせて駅舎を大改築した。

文化庁によれば、JR善通寺駅跨線橋の桁は1889年製のバロー・スチール(Barrow Steel)社のレールで組まれている。善通寺市観光協会も、骨組みに輸入されたレール材が使われ、大正時代の構造がそのまま残ると紹介している。

登録有形文化財としての価値

JR善通寺駅跨線橋は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、階段部を含めた全体を縦板で覆い、ホーム上屋と一体的な外観を構成していると評価している。

見どころ

文化庁によれば、JR善通寺駅跨線橋は斜材で補強した橋脚の上に、5パネルの下路式プラットトラスの桁を架け、桁の上部に山形のトラスで支えた屋根を載せる。

縦板張りのJR善通寺駅跨線橋は、木造のホーム上屋と調和し、大正期の駅の景観をつくっている(文化庁)。

見学について

善通寺駅は現役の駅で、駅舎は列車の利用者でなくても外観を見られる。ホームの上屋と跨線橋は駅構内にあるため、列車の利用時などに見学したい。所在地は善通寺市文京町1-7-1。

駅の4件の案内はグループページ「JR善通寺駅」にまとめている。

Q&A

QJR善通寺駅跨線橋はいつ建てられましたか?
A文化庁の記録では大正11年(1922年)頃です。
Q何でできていますか?
A1889年製のバロー・スチール社のレールで桁を組んだ鉄骨造です(文化庁)。
Q構造の特徴は?
A斜材で補強した橋脚に5パネルの下路式プラットトラス桁を架け、山形トラスで屋根を支えます(文化庁)。
Q外観の特徴は?
A階段部を含め全体を縦板で覆い、ホーム上屋と一体の外観をつくります(文化庁)。
QJR善通寺駅跨線橋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成14年(2002年)6月25日です。

基本情報

名称JR善通寺駅跨線橋(じぇいあーるぜんつうじえきこせんきょう)
所在地香川県善通寺市文京町1-7-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成14年(2002年)6月25日登録
員数1基
寸法鉄骨造、橋長16メートル、幅員3.1メートル
所有者四国旅客鉄道株式会社
公開状況駅構内(列車利用時などに見学)

参考文献

JR善通寺駅跨線橋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002825
善通寺市のむかしの写真「明治22年善通寺駅」(善通寺市)
https://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/50/m22zentsujistation.html
JR善通寺駅(善通寺市観光協会 空海NAVI)
https://www.kukainavi.com/spot/watch/entry-484.html

最終更新日: 2026.10.11