本願寺御影堂とは:441畳の外陣をもつ、江戸時代の建築として現存最大級の堂

本願寺御影堂(ほんがんじごえいどう)は、京都府京都市下京区の本願寺(西本願寺)にある江戸時代前期の御影堂で、平成26年(2014年)9月18日に国宝に指定された。

文化庁の記録では、構造欄に桁行62.1メートル、梁間53.8メートル、一重、入母屋造、向拝三間、本瓦葺とある。

文化庁によると、宗祖親鸞の木像を安置する堂で、寛永13年(1636年)に上棟した。

本願寺御影堂の内部空間

文化庁の詳細解説によると、平面は桁行62.1メートル、梁間48.3メートルで、江戸時代の建築として現存最大級の規模を誇る。外陣は多数の門徒を収容するために441畳もの広さをもち、太い柱が林立してその上部に虹梁を架け渡し、広大な内部空間を実現している。

内陣の周りは金箔、彫刻欄間、障壁画、彩色などで荘厳している。建登せ柱や軒支柱、多様な虹梁など、江戸時代前期の高度な架構や技法を駆使している。本願寺によると、中央に親鸞聖人の木像、両脇に歴代宗主の影像を安置し、平成21年(2009年)に大修復が行われた。

本願寺御影堂の見どころ

文化庁は、小規模な道場から出発し広壮な仏堂に到達した真宗本堂の頂点に位置づけられる建築であり、多数の門徒に支えられて社会に絶大な影響を及ぼした真宗本山の象徴として、文化史的に大きな意義をもつとしている。

梁間の数値は、文化庁の記録の構造欄(53.8メートル)と詳細解説(48.3メートル)とで異なる。本願寺は東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートルとしている。

本願寺御影堂の見学方法

本願寺によると、僧侶が境内を案内するツアーが毎日4回開かれ、誰でも自由に参加できる。

本願寺の由緒と参拝の案内は、本願寺のグループページにまとめている。

Q&A

Q本願寺御影堂はいつ国宝に指定されましたか?
A平成26年(2014年)9月18日に国宝に指定されました。
Q本願寺御影堂はいつ建てられたのですか?
A寛永13年(1636年)に上棟しました。
Q本願寺御影堂の外陣の広さは?
A多数の門徒を収容するため、441畳の広さがあります。
Q本願寺御影堂には何が安置されていますか?
A中央に親鸞聖人の木像、両脇に歴代宗主の影像が安置されています。
Q本願寺御影堂の評価は?
A真宗本堂の頂点に位置づけられる建築とされます。

基本情報

名称本願寺御影堂(ほんがんじごえいどう)
所在地京都府京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
指定区分国宝(建造物)
指定年平成26年(2014年)9月18日指定
員数1棟
寸法桁行62.1メートル、梁間53.8メートル(詳細解説では48.3メートル)、一重、入母屋造、向拝三間、本瓦葺
所有者本願寺
公開状況境内ツアーあり(毎日4回)

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「本願寺御影堂」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1824
本願寺「境内と建造物」
https://www.hongwanji.kyoto/see/keidai.html

最終更新日: 2026.09.29