長野聖救主教会とは:明治の煉瓦造の小会堂

長野聖救主教会(ながのせいきゅうしゅきょうかい)は、長野県長野市西長野にある明治31年(1898年)建築の煉瓦造の教会堂で、平成18年(2006年)に国の登録有形文化財に登録された。

文化庁の記録によると、長野聖救主教会は煉瓦造平屋建で、北を正面として建つ。屋根は切妻造、鉄板葺で、建築面積は138平方メートル。所有者は日本聖公会中部教区である。

登録の理由:西洋中世風の小会堂の好例

長野聖救主教会の登録番号は20-0264、登録基準は「造形の規範となっているもの」である。文化庁によると、会堂は奥行14.5メートルの単廊式で、奥に祭壇部を突き出す。

正面は尖頭アーチの入口の上にバラ窓を飾り、両脇に尖頭アーチの窓を開く。側壁と隅部には控え壁(バットレス)が付く。文化庁は、西洋中世風の小会堂の好例と評価している。

日本聖公会中部教区によると、この聖堂は「レンガの教会」として地域に親しまれてきた。

見どころ:尖頭アーチとバラ窓の正面

長野聖救主教会の正面に立つと、尖頭アーチの入口とその上のバラ窓、両脇の尖頭アーチの窓が、煉瓦の壁に左右対称に並んでいる。側面に回ると、壁を支える控え壁が等間隔に並ぶ様子も見られる。

祭壇部が会堂の奥に突き出す形は、外から見ても分かる。小さな平屋ながら、西洋中世の教会堂の構成要素がそろっている。

長野聖救主教会の見学方法

長野聖救主教会は現役の教会で、毎週日曜日の午前10時30分から礼拝が行われている。日本聖公会中部教区は、教会に用がある場合は事前に問い合わせフォームか電話(026-232-6043)で連絡するよう案内している。外観を見るときも、礼拝や近隣の妨げにならないようにしたい。

交通は、JR長野駅前からぐるりん号で「信大教育学部前」まで約10分、下車して西へ1分。信州大学教育学部の正門の斜め前にある。

Q&A

Q長野聖救主教会とはどのような建物ですか?
A長野市西長野にある明治31年(1898年)の煉瓦造平屋建の教会堂で、平成18年(2006年)に登録有形文化財に登録されました。
Q長野聖救主教会の建築の特徴は?
A奥行14.5メートルの単廊式の会堂で、正面に尖頭アーチの入口とバラ窓、側壁と隅部に控え壁をもつ西洋中世風の小会堂です。
Q長野聖救主教会は見学できますか?
A現役の教会です。用がある場合は事前に問い合わせフォームか電話で連絡するよう案内されています。
Q長野聖救主教会の礼拝はいつですか?
A毎週日曜日の午前10時30分から礼拝が行われています。
Q長野聖救主教会へのアクセスは?
AJR長野駅前からぐるりん号で「信大教育学部前」まで約10分、下車して西へ1分です。

基本情報

名称長野聖救主教会(ながのせいきゅうしゅきょうかい)
所在地長野県長野市大字西長野6
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)10月18日登録
員数1棟
寸法煉瓦造平屋建、鉄板葺、建築面積138平方メートル
所有者日本聖公会中部教区
公開状況現役の教会。訪問は事前連絡

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「長野聖救主教会」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00005771
文化遺産オンライン「長野聖救主教会」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/196769
日本聖公会中部教区「長野聖救主教会」
https://nskk-chubu.org/church/11nagano/

最終更新日: 2026.09.27