長崎県の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
長崎県 · 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
長崎県五島市の離島・嵯峨島に伝わる国選択無形民俗文化財「オーモンデー」。毎年8月14日のお盆に行われるこの念仏踊りは、南方系の装束、ヨーデルに似た哀調の歌唱、経文が転訛した謎の唱え詞など、日本の他の盆踊りとは一線を画す独特の魅力を持ちます。孤島が守り抜いた古式の踊りの世界をご紹介します。
長崎県大村市に500年以上伝わる黒丸踊は、直径5メートル・重さ60キロの大花輪を背負って舞う勇壮な風流踊。国の重要無形民俗文化財に指定され、2022年にはユネスコ無形文化遺産「風流踊」にも登録。毎年11月28日に法養堂で奉納されます。
長崎県五島市玉之浦町の大宝郷で旧暦9月28日・29日に行われる秋祭の神事。藁を被り墨で塗られたサンドーラと呼ばれる若者が、見物人や家々に砂を打ちつけて悪霊退散・五穀豊穣・無病息災を祈願します。1979年に国の選択無形民俗文化財、1982年に長崎県の無形民俗文化財に指定された、五島列島を代表する民俗行事です。
長崎県長崎市の諏訪神社で毎年10月に行われる長崎くんちの奉納踊「竜踊(じゃおどり)」は、江戸時代に唐人屋敷の中国人から伝わった龍踊を起源とする県指定無形民俗文化財です。全長20メートルの龍体が黄金の宝珠を追う壮大な演技と、風・雷・雨を表現する唐楽拍子の調べが織りなす、日本唯一の日中文化融合の伝統芸能をご紹介します。
長崎市伊良林の若宮稲荷神社で、毎年十月十四日と十五日に奉納される国選択無形民俗文化財「竹ン芸」。高さ十メートル余りの青竹の上で、白装束に狐面をかぶった二人の若者が、笛・締太鼓・三味線の囃子に合わせて命綱なしで圧巻の曲芸を披露します。文政年間に長崎くんちで始まり、明治二十九年から若宮稲荷神社の例祭として伝わるこの伝統芸能の歴史、見どころ、観覧情報を詳しくご紹介します。
長崎県の離島や沿岸部の集落に400年以上にわたり受け継がれてきた「かくれキリシタン」の信仰習俗。江戸時代の禁教令下で命がけで守られたキリシタンの祈り「オラショ」や聖具「御前様」、殉教の聖地・中江ノ島での儀式など、世界に類を見ない宗教的伝統の全貌を紹介します。
長崎県平戸市に伝わる国指定重要無形民俗文化財「平戸神楽」は、全24番の採物神楽で、戦国時代に壱岐から伝わった御竈祭の神楽を起源とし、江戸時代に橘三喜が全国の神楽の粋を集めて完成させました。代々神職のみが舞い手を務める格式高い伝統芸能で、毎年10月26日に亀岡神社で奉納される大大神楽は圧巻です。
長崎県平戸市内9地区に伝承される念仏踊「平戸のジャンガラ」。毎年8月14日〜18日、菅笠に紙花を飾った踊り手が鉦と締太鼓の音に合わせて奉納します。戦国時代以前から続く伝統で、国重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産(風流踊)に登録されています。
長崎県五島市の下崎山地区で毎年1月に行われる「ヘトマト」は、奉納相撲・羽根つき・玉せせり・綱引き・大草履奉納など多彩な儀式が連続する国指定重要無形民俗文化財の奇祭です。名前の由来も起源も不明という神秘的な行事の歴史や見どころ、アクセス情報をご紹介します。