宮崎商店煙突とは
宮崎商店煙突は、長崎県島原市上の町にある明治39年(1906年)の造り酒屋の煉瓦造の煙突で、平成15年(2003年)7月1日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「みやざきしょうてんえんとつ」。
文化庁の記録では、煉瓦造で、高さ12メートル。登録番号は42-0028である。
旧釜場と旧麹室のあいだに立つ
宮崎商店煙突は、店舗の裏手にあった旧釜場の北、焼酎蔵の北寄りの東側に接する旧麹室の南に立つ(文化庁)。釜場と麹室という造り酒屋の作業場に挟まれた位置で、敷地の奥にあたる。
平面は円形で、高さはおよそ12メートル。頂部にリング状の持ち出しを2筋めぐらせ、その輪郭が古典建築のトスカナ式の円柱を思わせる(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、造り酒屋につきものの工作物であると同時に、上の町の象徴のような存在になっている点を挙げ、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録した。宮崎商店の3件のうち、建築物ではなく工作物として登録されているのはこの煙突だけである。
見どころ
頂部の2筋の持ち出しが見どころである。円柱の柱頭に見立てたような輪郭は、下から見上げるとよく分かる(文化庁)。高さ12メートルほどの煙突は低い瓦屋根の上に頭を出し、上の町の目印になっている。
見学について
宮崎商店煙突は民間の敷地の奥に立つ工作物で、近づいての見学について公的な案内は確認できなかった(2026年10月時点)。頂部は周囲の道路から見上げることができる。
Q&A
- 宮崎商店煙突の高さは?
- およそ12メートルです(文化庁)。
- 宮崎商店煙突はいつ造られましたか?
- 明治39年(1906年)です(文化庁)。
- 宮崎商店煙突の形の特徴は?
- 円形平面の煉瓦造で、頂部の2筋の持ち出しがトスカナ式の円柱を思わせます(文化庁)。
- 宮崎商店煙突はどこから見えますか?
- 敷地の奥に立っていますが、頂部は周囲の道路から見上げることができます。
- 宮崎商店煙突が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成15年(2003年)7月1日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 宮崎商店煙突(みやざきしょうてんえんとつ) |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県島原市上の町897 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成15年(2003年)7月1日登録 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 煉瓦造、高さ12m |
| 所有者 | 合資会社宮崎商店 |
| 公開状況 | 外観は道路から見学可(内部公開の案内なし) |
参考文献
- 宮崎商店煙突(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00003487
- 宮崎商店店舗(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00003485
- 宮崎商店焼酎蔵(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00003486
最終更新日: 2026.10.28